拾ってくれたのは、な組の王子様達でした！《番外編》

．．．．．え？ ページ43

You side
やっと任務終わったぁ．．．．！
あと帰るだけ．．．．今度ころちゃんと新作アイス食べに行こうかな．．．．()
あ。でもな？莉犬くん連れて、ホラー巡りもいいな。



？「ふぇぇぇぇぇんっっっ！！！！！！」

『だれだよこんなきしょい泣き方してる奴．．．．ｽｰｯ．．．．．．前言撤回()』


初めて見たわ()
ダンボールの中に赤子捨てられてんの()


『んー、連れて帰ろ．．．．ってか冷た．．．．毛布とって帰ろー』


☏𓂃𓈒𓏸
蒼「《あ。もしもし〜？》」

『なに．．．．()』

蒼「《いや、遅いなって。》」

『あー、子供拾った☆んじゃ☆』

蒼「《は！？おい！》」

ﾋﾟｯ

『目立った外傷もないし．．．1つ問題あるとしたら、細すぎるか．．．．だいたい2歳か．．．．？
男で約2歳．．．．この家の子供か()
死んでると思ったけど、残されたか．．．．可哀想だな。』


なんやかんや、徒歩で、毛布奪って帰ってきました←


『ただいまぁ〜』

な「おかえり〜？俺がこの子預かるから、先にお風呂入っておいで。」

『んーよろしく。』

ℝ𝕚𝕟𝕦 side

Aが拾ってきた子供()
ん〜、まだ寝てる．．．．．類くんによると、呼吸も脈も安定してるから大丈夫って言うけど、起きるかなぁ．．．．？

莉「るぅちゃん？この子名前なんだっけ？」

る「家族構成から見て、名前は、「哀(あい)」くんですね。」

莉「哀くんか．．．．．．．この子どうなるの？」

る「さぁ？孤児院に行くか、僕ら経営の、施設に行くか。まぁ、後者でしょうけど。」

ｺﾝｺﾝ
こ「莉犬くーん！類くんが呼んでるー」

莉「んー了解。」

なんだろ．．．．

莉「類くんどうした〜？」

類「あ。いえ、あまりに細すぎなのもあり多分栄養失調なので、点滴をと．．．．」

莉「wどうしたの？いつもに増して真面目じゃんw」

類「いえ、懐かしかったので、」

莉「そう？まぁ、蒼紺の時も、結構びっくりしたけどね。ふふっ、でも、お疲れ様。」ﾖｼﾖｼ(｡´･ω･)ﾉﾞ

類「んっ．．．ありがとうございます。」



その後哀くんは、類くんからの提案で、僕ら経営の施設に、成人するまでという期間で、預けられた。
もちろん学校は、俺らの学校の普通科だし、こっち側じゃなくて一般人として育てる。
こんなことも頻繁にある。
今回のように、子供を跡継ぎとして残す人も少なくない。
しかし、俺らの為にも、その子の為にも、こっち側には入れてあげないようにする。それが俺たちの役目でもある。

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