拾ってくれたのはな組の王子様でした。

ねぇ....もう私から何も奪わないで ページ27

貴方side
私がJUMPして、たどり着いたところは運悪く、前ではなく中だった....そこには、さとにぃと莉犬くんが血だらけになって倒れていた。

戯組の組長⇒戯「
『えっ....莉犬？さとみ？...』
戯「ふん....こいつら、莉犬、さとみと言うのか。」
『お前が、莉犬達をやったのか？』
戯「あぁ俺がやったよ。二人で襲いかかってきたはずなのに、こざまだよ。天下のな組とも恐れられてる奴らがこの程度か....」

いや、莉犬達の強さは、こいつを上回るはずなのに？どうしてだ？まぁいいや。私は、許せない！私の大切な人をこんなにしてくれたことを！

『....ゆr...せ...』
戯「あ？何だ？」
『許せない！大切な人を奪って置いて！そんな態度をとれるお前が許せない！』

今は、"依頼を正解させたい"と言う思いよりも"いつも、笑顔で話しかけてくれる二人をやった。"から来る"許せない"と言う思いが強いんだろう。

『しかと、私から大切な人を奪ったことを後悔しな！』
戯「フッ。お前に俺が殺れるのか？こいつらが殺れなかったのに、お前が殺れるのか？」

確かに、普段の、Aなら殺れないだろう。しかし、今の怒り狂ったAならどうだろう....

『はっ？その言葉そのまま金属バットで打ち返してやる！』

それからの記憶はない。ただ無我夢中に、殺った。息の根が止まろうと、何があろうと.....
どれくらいたっただろう。30分？一時間？
いや、もっとたったのかもしれない。

気がついたときは、組長は、ﾀﾋでいた...


『これは、私が？...いやだ！信じたくない！そうだ...さとにぃたちは？息してる。なら私だけ....』

もういやだ→←たのも〜！

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