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永「え、鬼滅やん！」
鬼滅のぬいぐるみを見て、目を丸くして驚いている廉。
すぐに嬉しそうに目を輝かせて、配置を考えて悩んでる。
ガーランドとかも鬼滅にしようと思ったけど、それはシンプルなものにした。
永「炭治郎はやっぱり真ん中に置かなあかんよな！」
ぬいぐるみは2つしか用意していないけど、それでも嬉しそうにその2つを部屋の真ん中に飾り付ける。
永「飾り付けって楽しいな〜。」
「廉の誕生日だし、本当は1人でしようと思ってたの。手伝わせちゃってごめんね。」
永「いやこれめっちゃ楽しいで！最高やわ。」
鼻歌を歌いながら風船を膨らませて、楽しそうに笑う。
その後も会えなかった分色んな話をして、飾り付けは無事に終了。
永「めっちゃいいやん！おつかれー。」
「お疲れ様！じゃあ、私ご飯作るね。」
一息つく間もなくキッチンに向かおうとすると後ろから腕を引っ張られて、
あっという間に廉の胸の中。
「…廉？」
永「んー？」
とぼけた声が聞こえてきて、何だか可愛く思えてくる。
「…やっぱりご飯後にしようかな、寂しいし。」
永「寂しいやろ？やと思ってん。」
見上げると嬉しそうに笑う廉と目が合って、少し恥ずかしくなってもう1回顔を埋める。
永「恥ずかしくなったん？」
「…んー、？」
永「ふはっ、可愛いなー(笑)…A、こっち見て？」
優しい目で見つめる廉と目が合って、
永「A、好きやで。」
廉は私に、そっと触れるだけのキスをした。
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作者名：鈴翔 | 作成日時：2023年10月14日 4時
