夢の中で、君と出会って。 (ページ10)

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「「「お疲れ様でしたー！！！」」」

お店について皆で乾杯すると、隣に座っていた紫耀くんと目が合った。

平「今日は急だったのにありがとうございました！」

「いえいえ。むしろ私の方こそ色々とご迷惑をおかけした上に就職までさせていただいて…」

平「何か色々ありましたよね(笑)火傷は大丈夫ですか？」

そう言って私の手を優しく持って、まじまじと見つめる紫耀くん。

平「良かった。大分赤み引いてますね！」

「神宮寺さんがすぐに手当してくださったので…。」

平「ジン、めちゃくちゃ必死でしたよね(笑)」

神「普通だわ！！！」

目の前で繰り広げられるわちゃわちゃに、まだ夢なのかと疑ってしまう。

推しと一緒に働けるって何？凄すぎない？

でも私の横のじぐひらが賑やかに笑っている中、海ちゃんだけ少し浮かない顔をしている。

髙「ねー、みんな遠くない？何で俺だけ離れてるの！」

1人だけスタッフさんの所にいて、

髙「もちろんスタッフさんと喋るのも楽しいよ！？でも俺だってそっち入りたいじゃん！」

岸「こっち来たら良いじゃん(笑)」

永「ほんまお子ちゃまやなー海人は(笑)」

駄々っ子海ちゃんはスタッフさんに背中を押されて近くまでやって来た。

髙「俺だってもっと話したいじゃないですか。ね？」

なんて、可愛すぎるんだよなぁ…。