夢の中で、君と出会って。 (ページ7)

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神「あ、これ俺の電話番号ね。終わったら連絡するので、電話番号教えてください。」

こういう時って、スタッフさんの番号を渡されるものじゃないの？

あんまり芸能人のを渡されるなんてことないと思うんだけど。

髙「あ、ジンは個人的に渡してるだけなんで(笑)それに俺らスタッフさんの番号知らないしねぇ？」

岸「おい、言うなそれ！(笑)あ、これ俺のです。」

「ありがとうございます…？」

なぜか岸くんの電話番号もゲットして、とりあえず私の番号も伝える。

これ本当にどういう状況？

「あ、そろそろ私行きますね。裕貴くん、お部屋で遊ぼうか」

裕「うん！」

それからは手遊びをしたり、お絵描きをしたりとたくさん遊んだ。

裕貴くんは遊び疲れたのかウトウトし始めて、ソファに横になるとすぐに眠りについた。

今の間に片付けでもしようかな。

お絵描きした紙をキレイにまとめて、画用紙で一緒に作ったカバンに入れる。

折り紙はお母さんにあげるって言ってたからそのまま置いておいて、

初対面の私とのお留守番を頑張った裕貴くんへのプレゼントを作る。

裕「ん…おねえちゃん？」

「おはよう。ぐっすり寝てたね。」

目覚めた裕貴くんに折り紙とリボンで作ったメダルをプレゼントすると、予想以上に喜んでくれた。