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「ただいま。ごめんね、今日は本当にありがとう!」
「まじでありがとう!」
家に着いてすぐに廉くんたちにお礼を言うと、二人が優しく微笑んでくれる。
「どういたしまして。音羽ちゃん、めっちゃお利口やったで。」
「久しぶりのデートどうだった?」
「楽しかった!二人にもお土産あるよー。」
お店で買ったチョコを渡すと、二人とも嬉しそうに目が輝いていた。
「これ、最近有名なやつ!食べてみたかったんだよね。」
「俺も知ってる!めっちゃ美味しそうやん。」
「あ、でも俺らそろそろ帰らないとね。せっかく音羽ちゃんも寝てるんだし(笑)」
「せやな(笑)んじゃ、帰る準備するわ!」
紫耀くんが気を利かせてくれて、廉くんも帰る準備を進める。
「そんな気を遣わなくていいのに(笑)」
「いやー、やっぱさすがだわ。よくわかってる!」
優太はまた何かふざけたことを言っているけど準備が終わった二人を玄関で見送る。
「今日は本当にありがとう。次は何かご馳走するから食べに来てね!」
「まじ!?ご飯楽しみにしてるね!」
「ありがとね!おかげで助かったわ!」
「またいつでも任せてや!」
また会おうねなんて言って、二人は帰って行った。
今日はおかげさまで楽しい一日になったなぁ。
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作者名:鈴翔 | 作成日時:2023年5月3日 1時