【ヒロアカ】クソ不良がクソ秀才の飯田天哉に成り代わってしまっただ (ページ4)

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クソ不良クソババァページ4

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その後、おれの猫かぶりは清々しいほどにクソババァ(婆ちゃん)に引っペがされ、お互いに腹を見せあって暮らしている。

「なぁババァ」

「なんだいクソガキ」

そしてババァも口が悪かった。

「おれっていつになったら家に帰れんだ?」

「帰らずにここに置いてやってもいいんだがね」

「ふざけんなババァ」

あ、スンマセン。睨まないでくださいスンマセン。
いや、じゃなくて、真面目にはよ家に帰してくれや。もう、俺がここで暮らし始めてどんくらいたったと思う?2年だぜ?前話まで4歳だったのにあっという間に6歳だぜ??((

まぁ、母さん達とかもたまに菓子持って遊びに来るし、１ヶ月に1日くらいは婆ちゃんが家族のもとに俺のことをムリヤリ帰らせっから優しさ…とも言えなくもねぇんだけど……
なんかねぇ、うん。
ババァも不器用なんだろうなぁ。

「何考えてんだい」

「なんも考えてねぇ!」

「まったく、よそ見すんじゃないよ。アンタに合うメガネが作れなくなっちまうからね」

メガネつっても普通のメガネじゃない。それに俺の目はメガネなんていらねぇくらい視力はめちゃくそ良い。100m先の看板の文字も読める。
わりぃ、これは盛ったわ((

まぁ、真面目に話すとだな、俺が今見繕ってもらってんのはこの“眼”を制御するための特殊なメガネらしい。
俺がここに来たばかりの時は普通のメガネでなんとかなったんだが、どうやら眼の個性が強くなってメガネを割っちまったらしい。
それが今朝の話。

割れた時に、破片が目玉に入ったけど別に痛くもなんともなかったし血も出なかった。どうやらこれも個性の影響らしい。
因みに婆ちゃんは、若い頃にこの眼にとてつもなく腹が立ったから潰そうとしたけど傷一つつかなかったとか。
流石ババァ。今と昔も変わらずになかなかヴァイオレンスなことをなさる。

「おっし。できたよ。」

「おぉ～完成はいつになんだ？」

「まぁ､腕利きの職人だし、あたしが言えば明日にでも出来るだろうね」

お～っと～？
それはつまり、急かすという事デスカ？
ババァに急かされる職人さんも可哀想だ…

「なんか言ったかい」

「なんにも!」

やっぱ婆ちゃんおっかねぇな

「…あんたの眼はある程度コントロールできるとは言えまだ不安定だし、この状態で訓練するのもねぇ…今日は婆ちゃんと将棋するか」

「まじか。やる。今度は勝つ。」

おっかねぇ婆ちゃんだけど、結構充実してんだよなぁ…将棋楽しいし((

区切り悪いけどNEXT!