あいつ何系なの！？【桃】3

襲う系 ページ9

貴方side



今あそこに行くべきなのか…そんなの分かるわけない、たださとみが少しでも、と思い着いた教室。


『さとみっ！』



ガラッと大きく音が成程に勢いよく扉を開けた。


、





、





さ「海、？」

綾「さとみ…♡」



来なきゃ良かった、そうじゃなきゃ…



『っ……』

こ「海！、さとみくん最低だね。」




意味もわからず、目から雫が溢れ横に流れていく。


意味がわからない(・・・・・・・・)？




そんなわけない。初めてだから戸惑っただけ。

まさか人をあれだけ恋しいと思っていたのにも関わらず、失望するなんて。



こ「待って海！！」

『…っごめんなさい、私のっ、せいで…』



あんなところを見せてしまった。

扉を開けると、さとみがこちらを振り向いた瞬間見えたのだ。



綾菜ちゃんに沢山ついているキスマの数。
はだけている服に、赤い頬、辛そうな息遣い。






さとみが、綾菜ちゃんを襲っているところなんて。



こ「っ！泣かないでよ…僕がいるから」



そう言って後ろから抱きしめられた瞬間、
緊張の糸が振り解けたように思わず涙が溢れた。


子供のように泣きじゃくる私の頭をころんは優しく撫で続けた。

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