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貴方side
『るぅとくん!?るぅとくん!!』
莉「るぅとくん!!!声聞こえる!?」
やばいやばい。聞こえてない。どうする!?
私も莉久くんもパニック状態だし…無理だァ?!
すると、静かにガラッと扉が開いた。
さ「何かあったの(『さとにぃ!?助けて!!』
なんでまだいるのかは疑問だけど、今は助けて!?
さ「お!??!おぅ!?とりあえず保健室行くぞ!」
レスキューみたいになって、るぅとくんをさとにぃがおんぶし、私と莉久くんが声をかけながら走る。
『ほっ保健室到着…』
私運動苦手だからね!あんまりみんなには知られてないけどさ!
るぅとくんをベッドに横倒しにし、薬品の匂いが籠っていたため、窓も少し開けた。
しばらくしてるぅとくんの目は覚めた。
る「、ここは?」
莉「『るぅとくん!』」
る「わぁっ」
2人ともで大声重ねてしまったため、るぅとくんが驚きベッドからずり落ちそうになるのを、さとにぃが腕を掴み止めた。
『コンビネーション最高!』
さ「いや、こいつが落ちそうになってる時点で最悪なんじゃないのか…」
細かいことは気にしないでいいの!
それより、、
『るぅとくんどうしたの、?』
聞いちゃまずいかなって思ったけど、あんな状態になってしまったら聞くしかない。それに、、、何となく予想はついてしまっている。
る「僕…言っちゃった、、、ころちゃんに」
『うん…?』
あれ元々言う予定で、あそこからころんくんに来て欲しかったんじゃないの、?
『元々告白する予定じゃなかったの…?』
さとにぃもいるけど、何となく察しがいいさとにぃなら気づいてる気がする。
る「泣いてたから、話だけでも聞こうと思ってただけだったんです…でも勘違いして、告白しちゃって…」
そう、だったんだ。
るぅとくんなりの考えがあったんだね…確かに伝える気はないって言ってたし、、不思議に思ってたけど。
る「僕どうしよう…ころちゃんに言っちゃった…」
迷ってる時に私たちから言えることはひとつしかない、こういうのはアドバイスなんて失敗するだけだから。
『終わってしまったことは仕方ないよ。しょうがない、何回もそのことを後悔するかもしれない。』
『それでも、考えて考えて考え抜いて、行動を起こせば人は変わることがある。だから、るぅとくん頑張ってね。応援してるから』
る「っ!ありがと……僕頑張るね」
私たちからは応援と、私からはこんな言葉を言うことしか出来ないけど、それが力になるのなら。
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オオイヌフグリ(プロフ) - 亜紀さん» 凄すぎます…これからも全員応援していきます!亜紀ちゃんも応援してる! (2023年2月10日 22時) (レス) id: e0f8d1141d (このIDを非表示/違反報告)
亜紀(プロフ) - オオイヌフグリさん» お互いですごいね。! (2023年2月10日 22時) (レス) id: 5c183bf116 (このIDを非表示/違反報告)
オオイヌフグリ(プロフ) - 亜紀さん» 亜紀ちゃんもランキング入りすごい!!! (2023年2月10日 22時) (レス) id: e0f8d1141d (このIDを非表示/違反報告)
ふみ(プロフ) - 猫被りちゃん(pixivでのしゃんちゃん)に紹介されてきました。台本書きだけではなく心情、行動等の書き込みが凄いなと思いました。更新応援しています。 (2023年2月10日 22時) (レス) @page20 id: dda6dd3533 (このIDを非表示/違反報告)
亜紀(プロフ) - ランキング入すごい!おめでとう。 (2023年2月10日 22時) (レス) @page48 id: 5c183bf116 (このIDを非表示/違反報告)
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