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莉久side
今日の朝ころちゃんと雰囲気めっちゃ悪かった。
やっぱりなんかあったんだろうなぁ。
俺が間に入って、、いやそれは良くないかな、
昼休みAいなくなってたから、多分放課後にでも話すと思うけど…
(やっぱり心配だよ。)
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『行ってくるね!』
莉「行ってらっしゃい!待ってるから(っ '꒳' c)」
『ゑ?天使?(ありがと!)』
莉「うん。多分心の声と反対」
それからしばらく教室で課題でもしながら待っていた。だが、放課後残っていたのは俺だけではなかった。
佐「あれぇ?まだ帰ってなかったのぉ?置いていかれちゃったのかなぁ〜♡」
こういう時は無視に限ると思う、相手にしてたらキリがないから。
佐「あ"?ナメてんの?」
いつもなら、そのままになるのに今日は少し機嫌が悪かったらしい。
ドカッ
莉「いっ!」
腕を蹴られた。みるみる腕が青くなっていく。
泣き出しそうになるのを必死に耐えて、睨むように少しの反抗をする。
佐「何見てんの?笑キモっ」
「え〜きもぉい」
「こんな子、一生治らない風邪でも引けばいいのにねぇ?」
そう言いながら、持ってきたのはふたつのバケツだった。それを大きく振りかざす。
莉「ぇ」
バッシャーンッ!!
水は頭から俺にかかった。ぽたぽたと水滴が落ちていく。プールからでも組んできたのだろう、少し塩素の匂いが混じっていた。
佐「はっ!いい気味。私に逆らうからよ!」
こんなにもされていても、誰にも言えない。心配かけたくない。それは、俺が弱いからかな、?
その時、ドアが勢いよく開いた。そこに居たのは…
(天使だ……)
いつもの彼女なのに、俺には笑顔で俺を助けてくれる、天使に見えた。
これがいけなかったのかもしれない。
でも、俺はどちみち君の虜になっていただろう。
気付いて貰えないのに、君の視線に入りたがった
小さな気持ちに。
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オオイヌフグリ(プロフ) - 亜紀さん» 凄すぎます…これからも全員応援していきます!亜紀ちゃんも応援してる! (2023年2月10日 22時) (レス) id: e0f8d1141d (このIDを非表示/違反報告)
亜紀(プロフ) - オオイヌフグリさん» お互いですごいね。! (2023年2月10日 22時) (レス) id: 5c183bf116 (このIDを非表示/違反報告)
オオイヌフグリ(プロフ) - 亜紀さん» 亜紀ちゃんもランキング入りすごい!!! (2023年2月10日 22時) (レス) id: e0f8d1141d (このIDを非表示/違反報告)
ふみ(プロフ) - 猫被りちゃん(pixivでのしゃんちゃん)に紹介されてきました。台本書きだけではなく心情、行動等の書き込みが凄いなと思いました。更新応援しています。 (2023年2月10日 22時) (レス) @page20 id: dda6dd3533 (このIDを非表示/違反報告)
亜紀(プロフ) - ランキング入すごい!おめでとう。 (2023年2月10日 22時) (レス) @page48 id: 5c183bf116 (このIDを非表示/違反報告)
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