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貴方side



教室の前につき、勢いよくドアを開ける

佐「は?」


私は勝手に勘違いをしていたのだ。あんなに明るかったから、と思い込んでいた。


莉久くんのいじめは見えないところで続いていた


目の前の莉久くんは頭からバケツを被っている。静まった教室で雫が落ちていく音だけが響く。


『莉久、くん…』

莉「ごめん、言えなくて」

元々知ってたじゃん。なのに動けなかったから、裏で大丈夫?なんて、、、

佐「バラしたら殺す。行くよ」


取り巻きが2,3人ついてこの場を抜けていく。残ったのは私と莉久くんだけだ


『なんで謝るの…なんでこんなに上手くいかないの…』


ここまで我慢していた涙が目から溢れ出して止まらない。目の前がボヤけていながらも、莉久くんの方へ駆け寄る


『大丈夫…?』

莉「うん、大丈夫。Aは大丈夫なの…?」


莉久くんの方が酷いのは、目に見えてるのに、彼は人の心配をしすぎている


『ねぇ……もっと自分のことを考えてあげてよ、、私が相談し過ぎたのかもしれないけど…莉久くんの方が傷ついてるよ……』

莉「そんなこと…」


気づいてる?仲良い人と話してる時以外、瞳に光が宿ってないの。怖かったよ、いつか見えないところでいなくなっちゃうんじゃないかって



『自分のこと大切にしてあげて…』


莉「っ!俺…痛かったヒクッ……苦しかった、でもヒクッ、相談できなかった」


『これからは相談して?頼りないかもしれない…けど話すことで少しは楽になるかもしれないから、』


莉「ありがっとう"…」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


『大丈夫?』

莉「服だけ着替えなきゃなぁ、風邪ひくから」


そう言って上の服を脱ぎ出したので、すぐさま止める

『まって!?ここで?!!』

莉「他にないでしょ」


(いやでも、、一応男女なんだけど!?天使だけどさ!)

ここで私が莉久くんを襲ったらどうするつもりだったのか⇽え?反対じゃなくて?


いつも天使〜!とか可愛い〜!とか思ってたから、あんま気づかなかったけど、体は男の子なんだよね…

ん!?キモくね?私



あっそういえば、

『莉久くんってりいぬくん?』


莉「え?」



思い出したことを咄嗟に口に出してしまっていた。

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オオイヌフグリ(プロフ) - 亜紀さん» 凄すぎます…これからも全員応援していきます!亜紀ちゃんも応援してる! (2023年2月10日 22時) (レス) id: e0f8d1141d (このIDを非表示/違反報告)
亜紀(プロフ) - オオイヌフグリさん» お互いですごいね。! (2023年2月10日 22時) (レス) id: 5c183bf116 (このIDを非表示/違反報告)
オオイヌフグリ(プロフ) - 亜紀さん» 亜紀ちゃんもランキング入りすごい!!! (2023年2月10日 22時) (レス) id: e0f8d1141d (このIDを非表示/違反報告)
ふみ(プロフ) - 猫被りちゃん(pixivでのしゃんちゃん)に紹介されてきました。台本書きだけではなく心情、行動等の書き込みが凄いなと思いました。更新応援しています。 (2023年2月10日 22時) (レス) @page20 id: dda6dd3533 (このIDを非表示/違反報告)
亜紀(プロフ) - ランキング入すごい!おめでとう。 (2023年2月10日 22時) (レス) @page48 id: 5c183bf116 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:オオイヌちゃん | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2023年1月3日 13時

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