とりあえず赤葦先生嫌いなので近づかないでください。

無理やり。 ページ18

テストの前の日、1日目が古典のテストなので最後の追い込みで赤葦先生に勉強を教えてもらうことになった。




今日はほんとにたまたま45分の５限だったから、みんな即座に帰っていった。





赤葦先生は会議をしてから来るらしく、少し遅れてくるらしい。






暇だから、スマホをいじろうと思ったんだけど、なんかみんな勉強してる時にやるのやだから、もう一教科の数1をやることにした。




まぁまぁ簡単かな。




30分くらいたった頃かな？





赤葦先生が来た。






『赤葦先生おそーい！』






「ごめんごめん。会議が長引いた。」





『しょーがないなー、笑』






もくもくと先生に教えてもらって行った。





「じゃあ、玉の緒よ、絶えねば絶えね から始まるこの文を書いた人は誰でしょうか。」






『式子内親王！』





「お、正解。だんだん出来るようになってきたね。」





『まぁＹＤKだからね！先生は百人一首の中でどれが一番好き？』





「んー、どれも好きだよ。面白いからね。じゃあ逆にAはどれが好きなの？」









『んー、私はね。これ。』






「え？」






"みちのくの忍ふ文字ずり誰ゆえに乱れそめにしわれわらなくに"



(訳：しのぶもじずりの乱れ模様のように私の心は乱れ乱れています。いったい誰のせいでしょうか？)

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