（ 某 ）事務所の紅ちゃん

003 ： 紫耀とデート ページ45

.



紫耀 「 A 、 おはようさん 」


車で登場してきた
サングラスを掛けた紫耀ちゃん (



『 助手席乗ってええ ？ 』

紫耀 「 逆にどこに乗るん 笑 」


白い歯を見せて 、 笑う紫耀は
何処かいつもと違って狡い 。



『 なあどこ連れてってくれるん 〜 ？ 』

紫耀 「 遊園地行こうや 」


やった 、 と心の中で思いながら
あっという間に着いた遊園地 。


『 紫耀 ！ ジェットコースター ！ 』

紫耀 「 わ 、 ちょ急ぎすぎや 」


紫耀の腕を引っ張って
ジェットコースター 、 お化け屋敷 、
たくさん乗り物に乗った 。


紫耀 「 めっちゃ騒いだな 」

『 疲れたね 〜 』


久々の休みだったし 、
たまにははしゃぎたかったからね (


紫耀 「 俺飲み物買ってくる 」

『 じゃあベンチで待ってる ！ 』


暫く待ってると 、
若い男の子達が私の目の前に立った 。


「 え ？ 本物じゃん ！ 」


一人の男の子が大声で言うと
周りの男の子も驚いた顔で見てくる 。



「 めっちゃ可愛いんだけど ！ 」

『 ありがとう 、 うれしい 』


「 ねえ写メと連絡先交換したい 〜 」

『 それはちょっと .. 』


しつこく聞いてくる男の子達に
少しイライラを感じてたけど

私はじっとその場で紫耀の帰りを待ってた 。


「 は ？ 言うこと聞かないと連れてくよ ？ 」


私の腕を強引に掴んでくる男の子 。


紫耀 「 何してるん ？ 君ら 」


私の視界が塞がれて紫耀の大きな背中が
目の前にあった 。


「 ちっ 」


嫌々男の子達は戻っていった 。


『 紫耀 .. ありがとう 』


紫耀 「 もう阿寒 、 許せん 」


唇を尖らせた紫耀は 、 私の腕を
掴んで観覧車乗り場に連れてきた 。


ごゆっくり 、 と笑った従業員さんに
会釈して乗り込む 。


『 怒ってる .. ？ 』


そう聞いても無言 。


なんだか気まづくなって外を向くと
紫耀に顔を掴まれる 。


紫耀 「 隙ありすぎんねん 、 本間 」


そう言うと 、 紫耀の腕が
頭の後ろに持ってかれて


少し強引なキスが降り注いだ 。


紫耀 「 好きやで ？ 」


.



紫耀くんバージョン終わりました ( ˙ ˙ ) /


少し恋愛要素も含んじゃいました ()


評価 コメント お気に入り
お願いします ( ; ; )

004 ： 廉とデート→←002 ： 姫の取り合い

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す