初めての約束 ページ3
私が1歩近づく度に｢来るな｣｢やめろ｣｢触るな｣と喚く彼
手当てをしようと触れた手は振り払われる始末
そこで私は…あろうことかブチ切れてしまったのです…
今、私が過去に行けるなら羽交い締めにしてでも止めていますね、ほんと、全力で
そいつは辞めとけｯｯ！！って叫びながら
しかし、当時の私は振り払った彼の手を掴み
A『ふざけないで！！その傷で！！感染症にでもなって死にたいわけ？！』
なんて怒鳴りました
あまりの剣幕に口を空けながら呆然とする彼
A『分かったらその腕を貸して！！』
さっきまでの抵抗が嘘のように素直に腕を差し出してきて
打って変わったそのしおらしさに毒気を抜かれてしまった私も『怒鳴ってごめんなさい』と謝っていました
gr｢いや、俺のほうこそすまなかった｣
出会いはこの様な形でした
手当をする間に彼は沢山の話を聞いたことを覚えています
彼の話は楽しく、魅力的で、キラキラと輝いて見えました
沢山の友人とことを自慢げに語る彼に、思わず『いいなぁ』と零してしまう私
自分の言ってしまったことに気づき手で口を抑えるがもう遅く、彼の耳には届いてしまったようで
gr｢今度、紹介してやるゾ。また明日ここで待ってる｣
それは人生で初めての約束
両親は私の存在を一族から隠すように過ごしていたので周りには人も居らず友達も当然居ませんでした
舞い上がる私の頭に手を起き、頭を撫でる彼が微笑んでいて嬉しくなったのを覚えています
その次の日。約束通り本当に彼は友達を連れてきてくれました
1人、また1人と紹介してもらい
個性豊かな彼らと知り合ったのです
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かな(プロフ) - とても面白いです！素晴らしい昨日をありがとうございます (2020年7月15日 14時) (
レス) id: 463b0d3ba0 (このIDを非表示/違反報告)
ジャム(プロフ) - どこまでもドアさん» ありがとうございます！ﾊﾟﾛﾃﾞｨを書くのは初めてだったので、面白いと言って頂き、とても嬉しいです！！ (2020年1月6日 20時) (レス) id: 2151aff3e5 (このIDを非表示/違反報告)
ジャム(プロフ) - ライカさん» ありがとうございます！更新頑張ります！！ (2020年1月6日 20時) (レス) id: 2151aff3e5 (このIDを非表示/違反報告)
どこまでもドア(プロフ) - ハリーポターと我々だって面白い絡みですね！新鮮味があって面白い！！ (2020年1月5日 20時) (レス) id: 8785b7590e (このIDを非表示/違反報告)
ライカ - とても面白いです！！！更新楽しみにしてます！！頑張ってください！！ (2020年1月4日 23時) (レス) id: a77bdd8006 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ジャム | 作成日時：2019年10月17日 20時
