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Aのいじめはよくない噂だけだったのが、手を出すようにもなって
レッスン中にわざとAにぶつかったり、足を踏んだり。
いじめてたJrは元々荒くて、過去にもそれでやめていったJrはいた。
俺も周りのJrもヤバイと思っていて
俺らの先輩ってのもあり、言っても笑って「お前らは黙ってろ」って。
レッスンの休憩中
いじめてるJrはわざと飲み物をこぼしてAにかけた。
もちろんAの靴は汚れて、レッスン場から出ていった。
Aのことがすごく気になって
「俺トイレ行ってくるわ」
Aの後を追った。
Aは階段前にいて、少しすすり声が聞こえる。
「Aちゃん？」
「大丈夫、、、じゃないよね。俺から言っておこうか？」
『いえ、私の問題なのでっ、、、』
そう言ってるAの手は震えていて
その手を包んで、
「Aちゃんが思ってるよりAちゃんは強いと俺は思ってるよ」
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作者名：とく。 | 作成日時：2022年1月14日 22時
