#__77 ページ29
廉Side
小4くらいから
美姫の悪い噂聞くようになってん。
女子の中ではいじめっ子だとかどーとか。
もちろん俺も紫耀も
そんなん信じてなかった。
.
やけどある日、
女子トイレの前通った時に
中からすごい暴言吐く声が聞こえて
なんとなく美姫に似てる声やなーって思ってん。
寒気がした。
そんなわけないか、なんて考え
あの頃の俺には無くて。
とりあえずすぐ物陰に隠れた。
トイレから出てきたのはやっぱり
美姫と、他2人の女子。
頭が真っ白になった。
胸騒ぎがおさまらない。
本当に美姫が？
俺にも可愛い笑顔向けてくれてたのに？
紫耀に言った方がいい？
紫耀が知ったらどう思う？
ってか、こんなこと言ったって信じてもらえるはずなんてない。
.
小5の時
美姫が引っ越すことを親から聞いた
むっちゃ驚いて
すぐに紫耀ん家に向かった。
ピンポンしたら紫耀の母さんが出て
美姫と部屋にいる、なんて言われて
なんとなく、嫌な予感がした。
.
その後のことは、はっきり覚えてる。
思い出したくもない
記憶から消したい、何度もそう思った。
神様は
残酷なんやな。
.
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Mil.(プロフ) - みなみさん» ここ最近忙しくて更新するのが非常に難しい状況でした…申し訳無いです。明日か明後日辺りから再開する予定なので楽しみに待って頂けると嬉しいです。 (2017年10月30日 18時) (
レス) id: 4837d27949 (このIDを非表示/違反報告)
みなみ - 早く続きが読みたいです！！！この作品が私の楽しみです (2017年10月30日 16時) (レス) id: d70f6f727a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Mil. | 作成日時：2017年8月23日 3時
