【67】・朝からイチャイチャ。※軽め(R表現) ページ1
『Noside』
激しく抱き合った翌朝、Aはエンマ大王の腕の中でぐっすり眠っている。
エンマ「(寝顔、本当に可愛過ぎるんだよな...)」
先に起きて、彼女の可愛い寝顔を堪能していた。
まるで幼子のように眠るAの頬を撫でていると、手に擦り寄ってきた。
エンマ「(一日中見てられる)」
そう思いながら寝顔を見続けていると、次第にAが起き出す。
A「ん....?」
エンマ「起きたか。おはよ、A」
掠れた声のエンマ大王は、まだ頭が覚めてない彼女にキスをする。
A「おはよ...声掠れてるね....」
エンマ「休憩も無しで続けてたからな。その内、元に戻るだろ」
心配そうな顔をするAの頭を撫でた。
エンマ「昨日は無理させて悪い。腰、平気か?」
A「平気じゃないってば....もう、がっつき過ぎだよ....」
エンマ「そう言ってるAも昨日は、ノリノリだったじゃねぇか。俺のこと、ずっと求めてきただろ?」
頭を撫でていた手を腰に置いて、優しく摩る。
A「っ....エンマ」
エンマ「何だ?俺は摩ってるだけだぞ」
摩ってると言ってるが、エンマ大王の手付きは徐々にやらしくなってくる。
A「あんなに沢山したでしょ////」
昨夜の事を思い出し、Aは顔を赤くした。
エンマ「そういう顔されると、また襲いたくなる」
A「私の体力が持たないからダメ....あと、仕事に間に合わなくなるんだって」
エンマ「じゃ、キスなら良いのか?」
起き上がったエンマ大王は、考え込むAを真っ直ぐ見つめる。
A「良いけど....キスだけね」
許可が出ると、すぐに触れるだけのキスをして段々と深い方へ変えていくエンマ大王。
A「んッぅ...ふッ....////」
寝起きの彼女が抵抗しないのを良い事に、息をする間も与えず舌を入れては絡めさせる。
酸欠状態で蕩けた顔になるAを見て、満足したのか漸く唇を離した。
エンマ「“キスだけ”なら良いんだよな?」
A「やっぱりキスもダメ!////」
そう言った涙目のAに対し、笑ってるエンマ大王は彼女を自分の方に抱き寄せた。
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作者名:カナミ | 作成日時:2024年2月7日 19時