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「んー!おいひい!」
「食べながら喋ンな」
口に入った米粒を飛ばしながら美味しい美味しいと感想を言った。飛んだ米粒は神威お母さんがしっかり片付けてくれています。
「久々だね3人でこうやって食べるの」
「そういえばそうだね、ったくシンスケがいつも先々帰っちゃうからさ〜。ねえA?」
「ほんとですよね〜神威くん?」
「…お前ェらといると疲れるんだよ」
その言葉に「はァ!?」と言い机に手をついて私と神威くんは立ち上がる。それにまた高杉は眉間に皺を寄せる。
「うっそだァ〜!神威くんこれ嘘だよね!?私たちマブダチだもんね」
「何でそんなちょっと古臭ェ言い方すんだよ」
「あ、A。俺デザート食べたいんだけどお前も食べる?」
「当たり前でしょォが!!」
私たちは傍から見れば騒がしいこと極まりないのだろう。でも今日はテンションが上がっているのだ。仕方が無い。黙って談笑してろと言われても無理がある。この3人でいるのだから。
「あ、スンマセーン。このスペシャルダークネスチョコアイスアンドチップ魅惑の王女パフェ2つで」
「かしこまりました〜」
私は結構な甘党なので大きいパフェを頼んだ。すると神威くんが「げ、こんな甘いの食べれるかなァ俺」と言い出した。ちなみに私セレクトだ。
「あ、神威くん。私達の体育祭来るでしょ?」
「出るんだ。行くいく〜」
「チッ」
「え、今シンスケ舌打ちした?傷付いたなァこれ」
やっぱりこの3人だと落ち着くな、とつくづく思った。だって私達大親友だもんね。
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ミズキ(プロフ) - 亜水さん» わかります。。この小説は私の憧れを詰め込んでます笑 (2019年9月8日 8時) (レス) id: db1738cc34 (このIDを非表示/違反報告)
亜水 - いいなー、こんな日常。ふとしたところで幸せを感じそう。 (2019年9月7日 23時) (レス) id: 9d2ec575ec (このIDを非表示/違反報告)
ミズキ(プロフ) - みぃさん» ありがとうございます!亀更新ですが応援してくださると嬉しいです、!(><) (2019年8月16日 19時) (レス) id: db1738cc34 (このIDを非表示/違反報告)
みぃ(プロフ) - 初めましてです!とっても面白いこの作品が大好きです。更新頑張ってください! (2019年6月19日 21時) (レス) id: d77d134be6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミズキ | 作成日時:2019年4月7日 20時