元花柱の女の子

5話 ページ8

「………」



五「…ちょっと無言はキツいかな？」





こんな状況になったのは、遡ることほんの数分前…








五「君が花宮A……であってるね？」





突然知らない目隠しの男の人に話しかけられた。




しかも、ほとんど気配を感じさせないように。








全身真っ黒で見るからに怪しい人だった。



そして咄嗟に出た答えが「違います」。……それも即答で。








五「おっと、食い気味だねぇ。でも隠しても無駄だよ、君の事全部調べたからね。」




「……ストーカーですか」




五「違うよ？！」




「……」





そして現在に至る。




まず誰なんだろう…。




親戚にはそんな人いなかったし…








後、人に名前を聞く時はまず自分の名前を名乗るのが普通かと思うんだけど…。



まぁ、どうでもいいや…。







五「あ、ちなみに僕、五条悟。呪術高専で教師やってる。」




「……何の用ですか」




五「君さ、“見える”側でしょ？例えば………あれ！」







指を指された方へ目を向けると“鬼”がいた。





「っ！…あなたも“鬼”が見えるの？」





五「鬼？…違う違う、あれは呪霊だよ」






じゅれい？


樹齢…？




何それ…







五「簡単に言えば、一般人から生まれる負の感情でできているものだよ。」




「…鬼じゃないんだ…」




鬼じゃないことに内心安心してしまう自分がいた。





五「今ので確信できたよ。…やっぱり君、前世の記憶あるでしょ。鬼殺隊って言う組織も。」





「っ？！！」





なんでそれを……！




そんなはずはないっ…


政府非公認の組織だったから知ってる人がいたとしてもごく1部の人しか知らないはず……！






それなのになんでこの人が…？









〜〜〜〜〜

日に日にお気に入り登録や、高評価が

増えてきているような…

思いつきで書いているはずなのに…



凄く嬉しいです！

励みになります！

6話→←4話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す