第1-6章 ページ8
退いてくれると嬉しいだけど、太刀川さん」
太「なるほど“未来視”のサイドエフェクトか、ここまで本気のお前を久々に見るな、面白い！お前の予知を覆したくなった」
そう言って太刀川さんは孤月を抜いた…迅さんの後ろにいる私に気づかずに…
迅「やれやれ、そう言うだろうなと思ったよ」
そう言って迅さんも風刃を抜いた
貴「『迅さん、なんか打っていい？』」
迅「『あぁ、まだプランAの状態だから落とさないようにしてね』」
貴「『了解』、バイパー」
すると迅さんの後ろから少し威力の弱い弾丸が太刀川さん達目掛けて飛んできた…
トップチーム「！？」
弾丸が飛んできたことでトップチームの動きが一瞬止まり弾丸を避ける、その隙に迅さん達と合流し一緒に動く、それから迅さんと太刀川さんが激しくぶつかり合いその後嵐山さんのメテオラで再び隙を作り5人一緒に動く
〈トップチームside〉
太「5人まとまってるとなかなか殺しきれないな…それにそのうちの1人は誰だか分からないし」
風「それに迅は風刃をまだ1発も打っていない、トリオンを温存する気だな、バックワームを着ている奴はシューターであることは間違いないようだが…」
奈「後手後手だな、嵐山隊のスナイパーはどこだ…こっちの動きは補足されているはず」
菊「『風間さん、こいつら無視してブラックトリガー取りに行っちゃダメなんですか？ウチの隊だけでも』」
風「『玉狛には木崎達がいる、ここで戦力を分散するのは危険だ』」
菊「『なるほど、了解』」
太「三輪、米屋と古寺はまだか」
秀「もうすぐ合流します」
太「出水」
公「はいはい」
太「俺と風間隊とスナイパー三人は総攻撃で迅をやる、お前は三輪と米屋と組んで嵐山隊を足止めしろ」
公「りょーかい」
風「玉狛と忍田派が手を結んだということは、ブラックトリガー2つと本部隊員の3分の1、戦力の上で完全に我々を上回ったと言うことだ、ブラックトリガーの奪取はより緊急性をました、失敗は許されないぞ三輪」
秀「分かってます、風間さん」
〈トップチームside終了〉
〈嵐山隊＆迅＆Aside〉
迅「次はこっちを分断しに来そうだな」
嵐「その場合はどうする？」
迅「別に問題ないよ、何人か嵐山達に担当してもらうだけでもかなり楽になる、風間さんがそっちに行ってくれると嬉しいんだけどこっち来るだろうな」
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作者名：雪原きらら | 作成日時：2022年7月27日 22時
