第1-3章 ページ5
当「ネイバーがボーダーに入隊！？なんだそりゃ」
風「玉狛ならあり得るだろう、元々玉狛のエンジニアはネイバーだ、今回の問題はただのネイバーではなくブラックトリガー持ちだという事だな、玉狛にブラックトリガーが二つとなればボーダー内のパワーバランスが逆転する」
城「そうだ、だがそれは許されない、お前たちにはなんとしてでもブラックトリガーを確保してもらう」
太「ブラックトリガーの行動パターンは？一人になる時間帯とか決まってんの？まさか玉狛全員を相手にするわけにもいかないだろ」
奈「ブラックトリガーは、毎朝7時頃玉狛支部にやってきて、夜の9時から11時の間に玉狛を出て、自宅に帰るようです、現在もウチの米屋と古寺が監視しています」
根「チャンスは毎日ある訳だね、まずはしっかり作戦を練って……」
太「いや、今夜にしましょう、今夜」
一同「！？」
秀「太刀川さん、いくらアンタでも相手を舐めないほうがいい」
太「舐める？なんでだ三輪、相手のトリガーは学習するトリガーなんだろ、今頃玉狛でウチのトリガーを学習しているかもしれない、時間が経つごとにこっちが不利になるぞ、それに見張りをされてる米屋と古寺に悪いだろ、サクッと終わらせよぉーや」
当「なるほどな」
風「確かに早い方がいいな」
太「それでいいですか？城戸司令」
城「いいだろう、部隊はお前が指揮しろ太刀川」
太「了解です」
秀「(太刀川…慶、この人は昔から苦手だ)」
〈本部内side終了〉
貴「(迅さんは夜に襲撃があるって言ってたからまだ時間的にも大丈夫だと思って本部内の個人ランク戦のブースに来たけど…)流石に陽介や秀次はいないかぁ〜」
緑「あぁー！A先輩だ！」
貴「えっ？あっ、駿くん」
緑「もしかして、ランク戦しに来たの？」
貴「うん、そうだよ」
Aがそう言うと待ってましたと言わんばかりに『対戦しよう、対戦』と言ってきた
貴「いいよ、じゃあ3本勝負でいいかな？このあと予定があるからさぁ」
と言うと駿くんはあっさり『いいよ』と言ってくれた…結果は3-0で圧勝だった…その後すぐに迅さん達と合流しその時を待った
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作者名：雪原きらら | 作成日時：2022年7月27日 22時
