第3-6章 ページ30
東「(玉狛って事は迅の後輩…この子のハンパないトリオン性能を報告しなかったのは本部で派手にデビューされるためか〜迅や林道さんの考えそうなことだな)」
〈スナイパー組＆美冬＆玉狛第二side終了〉
ところ変わってボーダー本部の外で迅が誰かと電話をしていた…それは今日入隊した二人と既に入隊しB級になっている後輩のことでだ…その中に私とチームを組む2人は入っていないような…まぁ、それは置いておいて迅が不吉なことを言っていた…『あの三人今頃噂になっている』と言っていたらしい…確かに噂にはなっているけど…メガネくんが可哀想になってきた…と思うのは私の心の中にだけ留めておこう…
それからしばらくしてから…C級隊員の訓練2回目の合同訓練の日となった…私はなんとなく本部に顔を出していた…そこで
貴「うん？あれは…千佳ちゃん？それに修君と遊真…」
千佳ちゃんが走って二人に駆け寄っているのを目撃した…どうやら授業が長引いたらしい…
千「お待たせ〜ごめんなさい、授業がちょっと長引いちゃって」(；´Д｀)
修「学校には連絡行ってるはずだし、ボーダーの訓練だって言えばすぐに早退させてくれるだろう」
千「うん、だけど…まだ入ったばかりだし…なんだか言い出しにくくて」
遊「奥行きがいい流石は千佳」
修「それを言うなら奥ゆかしいだ」
遊「おっ？」
と言いながら歩いてそれぞれの訓練に向かっていた私は『三人とも仲がいいな』と思い自分の訓練に向かおうとした…でもそこで修君のことをじっと見ている駿君を見つけた…その目には怒りやらそう言った感情がチラついて見えた…私は自分の訓練を早めに切り上げようと思った…駿君が何かを起こす前に…
続く (更新停止中)
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作者名：雪原きらら | 作成日時：2022年7月27日 22時
