第3-3章 ページ27
風「5本勝負でいいか？」
貴「いいよ」
訓練室で話している私達には外の会話は聞こえないがとりまる君が何か話をしているのは見えた
海「烏丸君、A先輩って強いの？」
烏「あぁ、強いぞ」
遊「コナミ先輩とどっちが強い？」
烏「そりゃ、吹雪先輩だな」
修「A先輩はそんなに強いんですか？」
烏「あぁ、『玉狛支部最強シューター』って言われているからな、本人は認めていないが」
その言葉に後ろで風間達の模擬戦を見ていた菊地原達が反応して驚きを隠せずにいた…それを見たAは『後でとりまる君を蜂の巣にする』と決めた…明らかにとりまる君が話をしてから私に向く視線が変わったからだ
風「始めるか」
その言葉にAはコクンと頷いた…それから蒼也VS私の模擬戦が始まった…
貴「！？(蒼也、いきなりカメレオンを使ってる…でも！)アステロイド！」
《風間ダウン》
貴方＆烏丸以外「！？」
貴「(私には関係ない)」
烏「吹雪先輩にはカメレオンは通用しない…何故なら…サイドエフェクトでバレてしまうからだ」
後ろで見ていた菊地原と歌川も驚いて声が出ていない
貴「(さて…次はどうやって蜂の巣にしてあげようかな)」(^言^)
それからあっという間に5本勝負が終わった…結果は5-0で圧勝した…そしたら…
風「A、後20戦頼めるか？」
Aは聞き間違えかと思いこう言って聞き返した
貴「は？」(^言^)
蒼也は頼むと頭を下げてきた…
貴「さっき5戦でいいって言ったじゃん！」٩(๑`^´๑)۶
蒼也はこの通りだと何度も頭を下げてきたのでAはため息をついて『分かったよ』と答えた…それからはあっという間だった…何回も対戦をする度に違う倒し方で何度も蜂の巣になった蒼也…結果は20-0でまたも圧勝だった…C級のときにランク戦が出来なった恨みじゃないけど…晴らせたから少しはよかった…やり終わったあととりまる君が……蒼也に声をかけた
烏「風間さん、ウチの弟子が世話になりました」
風「そうか、お前の弟子か、最後の戦法はお前の入れ知恵か」
烏「いえ、俺が教えたのは基礎のトリオン分割と射撃だけですよ…あとは全部アイツ自身のアイデアです…どうでした？ウチの三雲は」
風「弱いな…トリオンも身体能力もギリギリのレベルだ、迅が押すほどの素質を感じない
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作者名：雪原きらら | 作成日時：2022年7月27日 22時
