第1-1章 ページ3
迅「実はこの三人…俺の妹、弟なんだ」
小「えっ、そうなの、迅に兄妹なんていたんだ、とりまるあんた知ってた？」
？「当たり前じゃないですか、小南先輩知らなかったんですか？」
小「レイジさんも知ってた？」
レ「よく知ってるよ迅がひとりっ子だってな」
小「えっ？ひとりっ子？え？どういうこと？」
栞「このすぐ騙されちゃう子が小南桐絵17歳」
小「騙したの〜！」
栞「こっちのもさもさした男前が烏丸京介16歳」
烏「どうももさもさした男前です、よろしく」
栞「で、こっちの落ち着いた筋肉が木崎レイジ21歳」
レ「落ち着いた筋肉？それ人間か？」
貴「それ、私も思った」
栞「で、さっきから棒立ちになってるのが吹雪Aちゃん17歳」
貴「どうも、はじめまして」
栞「Aちゃんはチームに入ってないし作ってもいないから万年B級なんだよね」
貴「『万年B級』は余計でしょ！」
レ「でも確か、A級部隊から勧誘があったとか言ってなかったか？」
Aは一瞬ビクッとした
貴「ﾋﾞｸｯ、レイジさん、私、そ、そんなこと言いましたっけ？」(^_^;)
アハハと誤魔化した、その後メガネくん達の名前を栞ちゃんから聞いた、三人ともいい子たちで少し安心した
迅「レイジさんたちにはマンツーマンでついてメガネくんたちを鍛えてもらう」
栞「迅さんやAちゃんは教えないの？」
迅さんはAの頭に手を置いてこう言った
迅「俺達にはやることがあるから今回はパスするよ」
Aには気になることが1つあった
貴「ねぇ、遊真って…ネイバー？」
先程と打って変わって空気が凍る感じがあった、それは紛れもなくAが静かにそしてうちに秘めている憎しみの炎が少しだけ反応したからだった
遊「うん、そうだよ、A先輩はネイバー嫌い？」
貴「……うん、嫌いだよ…でも…遊真は嫌いじゃないかも」
と答えた、過去のことを思い出すと今も苦しくるなるけど、昔ほどではないと思った、それから修くんたちはとりまるくん達師匠の元で頑張っている、迅さんはまだ何も言わないけど今回私達が指導から外れた理由があると確信していた
貴「迅さん、何も言わないけど何かあるんでしょ？勿体つけずに教えてよ」
とAは痺れを切らせてそう言った
迅「流石に察しがいいね、もう少ししたら遠征組が帰ってくる」
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作者名：雪原きらら | 作成日時：2022年7月27日 22時
