第2-7章 ページ20
貴「美冬、悪いことは言わない、秀次にちゃんと話してからにしなさい！でないと後からネチネチ言われることになるよ！」
美「えっ？そ、そうなの？でもなんで断言できるの？」
貴「……私がそうだったからだよ、そのせいかその頃はとーーっても過保護だったからね」(^_^;)
〈Aの過去その2side〉
貴「よし！今日から訓練生だけどボーダーに入隊したー！ランク戦とかいっぱいやって早く蒼也にみたいにB級に上がるぞー！」
貴「(蒼也には言ってないけど…多分大丈夫だよね……？)」
菊「風間さん、さっきからあの女を見てますけど…知り合いですか？」
風「あぁ、見間違いでなければ俺の幼馴染だ」
歌「風間さんに幼馴染がいたんですね、少し驚きです」
風「後で声をかける、その際お前達も来い、いいな？」
菊＆歌「はい！」
貴「(正隊員は防衛任務があるって言ってたし会わなければ大丈夫……のはず！)」
風「そこの訓練生、少しいいか？話があるのだが」
Aは久しぶりに聞いたその声にビクッと反応してしまった…会わなければ大丈夫と思ってたいたのにいきなり声をかけられたので…これは終わったと思った
貴「えっ、と…」ﾋﾞｸｯ
Aは声がした方を振り返った…
貴「あっ、、、そ、蒼也」(^_^;)
風「やはり、Aか、こんなところで何をしている」
貴「何って…えっと…ぼ、ボーダーの入隊式…」
風「そんなことは、分かりきっている、『何で、ここにいるのか』と聞いているのだが？」
貴「あっ、えっ、と…ボーダーに入ったから…」
Aは後半の言葉が小さくなった…
風「なんで、俺に言わなかった？」
貴「えっ、と…反対されると…思って…」
蒼也は小さい頃から私がネイバーに追われていたのを知っていた…だから、蒼也に守ってもらうんじゃなくて、『自分で』守れるようになりたくてボーダーに入った
風「入ってしまったのは仕方ない、だが、危ないくないか常に見ているからな」
貴「えぇー！」
風「『えぇー』じゃない、それと、俺の後ろにいるのが____」
貴「知ってるよ、蒼也のチームの人達でしょ？…名前は知らないけど…」
風「歳で言ったらお前の方が一つ歳上だがな」
貴「それ…わざわざ言わなくても良くない？」(^_^;)
菊「風間隊の菊地原士郎」
歌「同じく歌川遼です、よろしくお願いします」
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作者名：雪原きらら | 作成日時：2022年7月27日 22時
