第2-5章 ページ18
迅「勿論あるさ、俺は太刀川さん達とバチバチやり合ってた頃が最高に楽しかった、ボーダーにはいくらでも遊び相手がいる、きっとアイツも毎日が楽しくなる、アイツは昔の俺に似てるからな、そのウチに上に上がってくると思うからそんときはよろしく」
太「そんなにできる奴なのか、ちょっと楽しみだな」
風「イマイチ理解できないな、そんな理由で争奪戦であれだけ執着したブラックトリガー…あれはお前の師匠の形見だろ」
迅「形見を手放したくらいで最上さんは怒んないよ、むしろボーダー同士の喧嘩が収まって喜んでるだろぉ、あっ！そうそう、もう一つ、俺ブラックトリガーじゃなくなったからランク戦復帰するよ！取り合いずソロでアタッカー1位目指すからよろしく！」
太「そうか…もうS級じゃないか、そういやそうだ！お前それ早く言えよ！何年ぶりだ？3年ちょっとか？こりゃー面白くなってきた！なぁ、風間さん！」
風「面白くない、全然面白くない」
迅「じゃあ、俺達は玉狛に戻ろうか、吹雪ちゃん…って、あれ？吹雪ちゃん？」
迅さん達は一斉にAの方を見た…すると…
貴「ｽｰｽｰ」( ˘ω˘)
太「俺達が話に夢中になってる間に寝ちまったか」
迅「太刀川さん、吹雪ちゃんのほっぺたツンツンってしてみてよ」
風「やめておけ、迅、寝起きのコイツは面倒だぞ」
迅「えっ？そうなの？」
太「でも、面白そうだな」
風「やめておけと言っているだろ、太刀川、寝起きが一番質が悪いんだ、コイツは」
と言い合っているうちにAの方から声がして一斉に驚いた
貴「…そーや…」( ˘ω˘)
迅＆太＆風「！？」(・・;)
太「な、なんだ、寝言か」
迅「び、ビックリしたな」(^_^;)
風「迅でも読み逃すこともあるのだな」
太「でも、吹雪ちゃん、風間さんの名前を呼んでましたね」(・∀・)ﾆﾔﾆﾔ
風「太刀川、何が言いたい」
太刀川さんは『いえ、何も』と言ったその後風間さんは意外な行動に出た
迅「ちょ、ちょっと、風間さん、何してるの？」
風「おぶって家まで運ぶ、その方がいいだろう」
迅「それだったら俺がおぶって運ぶよ！俺と同じ支部だし！」
風「いや、お前を待っている間に本人に聞いたが、明日は自宅に友人が来るとかで家に帰ると言っていたのでな、家が隣同士だし送っていく」
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作者名：雪原きらら | 作成日時：2022年7月27日 22時
