風間蒼也の幼馴染 (ページ16)

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第2-3章ページ16

自分が辛かったり苦しい思いをしても…先の未来を考えて動いてしまう…自分を犠牲にし過ぎる迅さんのことを少し心配に思った

〈本部内にて〉

貴「うぅーん、本部やっと着いた〜！さてと、迅さんはまだ来てないし、ソロランク戦のブースに行こっと」

と歩きだろそうとしたとき…何故か首根っこを掴まれたような気がした…それは気のせいではなく実際にそうなっていて歩けなくなっていた…

貴「誰だ！私の首根っこ捕まえてるのは！」٩(๑`^´๑)۶

と大声で言って振り返ってから後悔した…間違いなくその人が怒っているからだ

貴「あっ…………そ、蒼也…」(;ﾟдﾟ)ｪ…

その隣には太刀川さんもいた…太刀川さんはなんとも言い難い顔をしていた

貴「あ、あの、蒼也？離してくれないかな？動けないんだけど…」(^_^;)

風「…これからどこに行く気だ？」

貴「えっ、と…そ、ソロランク戦のブース…」

太刀川さんは『おっ、いいね』と言っていたが蒼也に睨まれて口を閉じた…

貴「(おっと…これは…説教される…かな？)」(^_^;)

風「お前、さっき何をしたのか、分かっているのか？」

貴ﾋﾞｸｯ「さっきのとは…えっと」(^_^;)

風「A」

貴「は、はい！」Σ(;´Д`)

珍しく太刀川さんが仲裁に入ってくれた…『このままだと話してもらえませんよ？』と言っていたから…結局話させるのかと思った

風「何故、迅に加勢した？」

貴「えっ、と…迅さんに頼まれまして…」

これ以上は流石に誤魔化すことができないから正直に答えたら、何故かため息が聞こえた

風「断れば良かっただろう」( ´Д｀)=3

貴「何度も断ったよ！迅さんが脅して来たんだもん！」←(嘘です、ノリノリで参加してました)

と結局、お説教はされました…はい…その後ソファがある通路に出て、蒼也はソファに座り、私も促されるままその隣に座った…太刀川さんは反対側の壁に寄りかかるようにして誰かを待っているようだった…暫くすると上機嫌の迅さんが揚げせんを食べながら歩いてきた

貴「あっ、迅さん！」

迅「どうした？確か吹雪ちゃん、ランク戦してくるって言ってなかったっけ？」

貴「ランク戦のブースに向かってたら、後ろから蒼也に首根っこを掴まれてそのままここに連れてこられた…」

と軽く説明をした

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