18、幹部へのお試し期間 ページ21
グル「ん"ん"、では次だ!」
グル「模擬戦の時、どうやってあのような速さで移動出来た?」
『...』
まずい。どう、言い訳しよう。
さすがに、時を止める力を持ってるって言ったら何をされるかわからない。
ここは、適当に
『...実力、ですよ』
オス「グルッペン」
グル「おやぁ?何故嘘をついたのだね?」ニヤッ
『お見通しってことですか。』
グル「フフン!」ドヤァ
なんで、総統閣下が自慢気なんですかね
『今は、言えないです。』
グル「...仕方がない。後に言ってもらう。」
グル「次に、何故兵士を志願した?」
『この国の、役に立つため。』
間違いではない。近くで幹部達を守れることが私にとっての願いだ。(近くで推しを見れるとか幸せじゃない?)
グル「オスマン」
オス「うん、嘘ではなさそうだよ」ニコッ
グル「そうか...では、最後に。」
グル「我々の仲間になる気はないか!!」キラキラ
『仲間と、いいますと?』
グル「?幹部になれという意味だが?」
なーにを言ってるんだ。この総統は。
ダンッ
トン「グルさん!?あんたはまた、なにを言ってるんですかねぇ!?」
おお、質問に集中しすぎて、トントン様が居ること、忘れてた。
グル「?何故ダメなんだ?」
トン「はぁ、Aさんが、どんな人かわからんのに、安全とは言いきれないんやで!?」
トン「それに、観光客かもしれへんのやで?」
グル「トン氏、落ち着け。」
トン「落ち着ける訳ないやろ!?」
オス「まあまあ、その辺は後にして、まずAさんに幹部になりたいという意思があるのかどうか聞いてみるのが、いいんやない?」
トン「...そうやな」
グル「で、だ。実際どうなんだ?」
『私、私は...』
『この国の幹部になるのはいいのですが、私にはその資格はないと思っております。書類をやったとしても、よくて平均。戦闘だって、実際強いかどうかすら分からないのですよ?』
グル「...なるほど。では、こうしよう。2週間だけお試し期間というのをやってみよう。」
グル「それで、どの程度なのか見極めさせて貰う。それでどうだ?」
トン「でも、グルさん...」
グル「まぁ、いいじゃないかトントン」
トン「はぁ、ほんとしょうがない奴やな」
グル「と、言う訳だが異論は認めんゾ!!」
『分かりました。やってみせますよ。その、お試し期間とやらを。』ニヤッ
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十四colors(プロフ) - 空さん» わぁ、ありがとうございます!とても嬉しいです!頑張ります(^^) (2019年8月1日 23時) (レス) id: dcb4cb05ee (このIDを非表示/違反報告)
空 - 夢主ちゃんの慌ただしさがすきでっす!更新頑張ってください! (2019年7月25日 13時) (レス) id: c33bd1f300 (このIDを非表示/違反報告)
十四colors(プロフ) - ^黒ω猫^さん» うえっ!?ありがとうございます!!すごく嬉しいです...!!頑張ります!!(^^) (2019年6月12日 22時) (レス) id: dcb4cb05ee (このIDを非表示/違反報告)
^黒ω猫^ - 面白ォ!?頑張っ…て…くだ…さ…バタッ(絶命) (2019年6月12日 17時) (レス) id: f1451596cc (このIDを非表示/違反報告)
十四Colors(プロフ) - 伊吹さん» あわわわゎ!!なんと!!ありがとうございます!これは、更新をしなくては!!早速行ってきます笑(*^^*) (2019年4月4日 21時) (レス) id: 1035f622c4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:十四Colors x他1人 | 作成日時:2019年1月31日 13時