涙 (ページ10)

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you side

「いってきまーす！」そう言って家を出た、

私は無事高校合格でした。

これからの高校生活がすごく楽しみでワクワクする。

ユニ「おはよ！A」

「おはよう！ユニ」

ユニは高校でできた初めての友達。

気さくで可愛くて女子から見ても惚れてしまいそうになる。

ユ「あ、見て見て！今日も朝からすごいよねぇ…」

「うん…そうだね…」

シャーペンを借りてから2ヶ月ぐらいたったけど、あれから貴方とは一言も話せていない。

彼も合格していたんだ…良かった、なんて最初は思っていたけど、住む世界が違うみたい。

ユ「かっこいいよねぇ…なんか1匹狼みたいな感じがいいよねぇ！」

女子達に囲まれてる彼には私の入る隙間なんてない。

「うん…」

そう、返事をするしかなかった。

好きなわけでもないのに

どうも貴方の事が凄く気になって仕方なかった。

この気になっている気持ちを誰にも言っちゃいけない…そう思った。