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「ごめん。ちょっと、一人にさせて。」


私は光くんの腕の中から抜けて


トイレに入る。



はぁ……




どうしよう。これから。




涼介は好き。


だけど、

光くんへの思いが完全に消えた訳でもない。





それに、あの情報がデマだったなんて…





これから、どうしていけばいいの？




私は溢れる涙を拭おうともせず、

ぐちゃぐちゃになった顔のまま
その場から姿を消した。

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作者名：@milin | 作成日時：2020年9月6日 0時

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