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「痛いの痛いのとんでいけー！」
と言って、薮へ飛ばす。
すると、薮は
「いってぇ！」と言って、付き合ってくれる。
いい奴だ。
名前を聞くと「稲月A」と答えた。
俺は、
そっか。Aちゃんは強いねぇ。
と言って頭を撫でる。
それがきっかけだったのか、
その公園でAちゃんに会うたびに
話すようになっていた。
誕生日は11月2日ということも教えてくれた。
なんか、
変態っぽい気もするけど
それだけ、俺達はよく話すようになっていた。
「俺の１ヶ月前だ！」と言って、
「先輩、よろしくお願いします！」
と、ふざけると
Aちゃんは
「違うでしょ！だって年が違うじゃん！」
と笑った。
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作者名：@milin | 作成日時：2020年9月6日 0時
