君を好きになっていいですか？【すしらーめん《りく》】 (ページ9)

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陸side

帰ってきたら、母親がいた。

陸母『陸、アンタの婚約者が決まったから。』

陸『もう？早いな。』

陸母『〇〇町の、内海楓ちゃんよ。』

陸『…は？』

陸母『今日お見合いだから、用意しなさい。』

陸『あ、ぇ…あ、わ、分かった。』

何で？俺の婚約者が、内海さん？

有り得ない。

そう。俺は、家の後継ぎのために、婚約者を勝手に決められる。

準備が終わって、家を出る。

何だかワクワクしてきて、内海さんの家に着いた…

家でかくね？

陸母『お邪魔します。』

楓母『どうぞ、陸君も、入って！』

陸『お、お邪魔します…』

陸『母さん、僕昨日、内海さん、家に泊めたんだけど…(((ﾎﾞｿ』

陸母『え？まじで？』

陸『取り敢えず、また話すわ。』

楓母『入って！入って！』

楓『え？せっ先輩!?』

そこには、何とも可愛らしい、ワンピースを着ている、内海さんが、いた。

楓母『先輩？どういうこと？』

楓『…学校の先輩…昨日お家に泊めてもらった。』

楓母『あら！陸君、ありがとうね！』

陸『い、いいえ…大丈夫です…』

と言って、母父が、話し始めた。

僕は、内海さんと、お喋りしてた。

そしてあっという間に、時間が過ぎ、僕らは帰ることに。

と、思ったら、母さんが、

陸母『陸、明日から、楓ちゃんと、同居することになったから。』

陸『…は？』

陸母『決定！』

楓母『うちの娘、宜しくね？』

そうなると、断ることも出来ず、

陸『は、ハイ』

と、言ってしまった。

同居かぁ…

何か楽しみだな。