君を好きになっていいですか？【すしらーめん《りく》】 (ページ6)

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楓side

起きたら保健室にいて…

隣には、大好きな先輩が、居て。

先輩が、心臓マッサージも、人工呼吸も…ってぇ…？

じ･ん･こ･う･こ･き･ゅ･う…？

まさか！？こ、これって……

キスではないかぁぁぁぁぁ！？

ファーストキスが、先輩とか…

幸せ過ぎて、逝ける。

って言うか今何時！？

楓『い、今何時ですか！？』

陸『えっと……あっ7時30分だ！マジで！？』

楓『ふぇ！？マジですか！？早く帰らなきゃ！』

陸『門限何時なの！？』

楓『7時00分……』

陸『じゃあうち泊まる？』

楓『え？いやいや、初対面の人泊めるとか！ダメでしょ！』

陸『いや俺の、一人暮らしだからさ…』

楓『…わ、分かりました。親に電話してみます。』

プルル…プルル…

母『はい？』

楓『お母さん！今日友達の家に泊まっていい？』

母『いいけど、こんな時間まで何してたの？』

楓『階段から落ちて、保健室で寝てた…ごめんなさい。』

母『まぁいいわ。明日大事な話あるから…休みでしょ？明日。』

楓『え？分かった。』

母『じゃあね。おやすみ。』

楓『うん…おやすみ。』

嘘着いちゃった…

プツッ

陸『どうだった？』

楓『OKです。』

陸『じゃあ、自転車後ろ乗りなよ。』

楓『あ、ぇ…いいんですか？』

陸『ん、いいよ。』

楓『じゃあ、お邪魔します…』

陸『しっかり捕まってて。』

楓『は、はい…』

陸『行くよ。』

抱きついてしまった…先輩の顔が赤いのは気のせいだろうか。