僕らのメンバーは 2人男装中《歌い手》《浦島坂田船》《女体注意》 (ページ22)

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坂田『…うらさん午前中で終わりやってんや？』

ベットの上に座るこの女坂田優

渉『おう、打ち合わせだけだった』

坂田『そっか、お疲れ様』

俺

高橋渉は

この女、坂田優に

恋という学生くさいものをしてしまったようだ

恋心というのは

高校生の時1度以来持ったことがなかった

と言っても相手の名前は知らず、

ただ単に一目惚れだったんだと思う

優に

良く似た人だった

ある日

転校したらしい

2つ年下だから

あまり知らなかったけど

渉『あぁ、優、そうだ』

坂田『？どしたん？』

渉『お前の出身校とか聞いたこと無かったわ』

坂田『え、今更？〇〇高校やけど…1年の時だけなw2年から実家の近くの高校通ってたw』

渉『…へ？』

坂田『？？』

あまりにも辻褄が合いすぎる

出身校が同じ

1年までしかいなかった

相手は優に似た女

相手も坂田と同じ所出身らしい

渉『優って、昔黒髪だった？』

坂田『うん』

渉『二つくくりだったり？』

坂田『え、なんでそこまで知ってんの？www』

渉『…おれ、そこ出身なんだよ』

坂田『………え？』

坂田『え、じゃああの時の生徒会長、うらさんやったん！？！？』

渉『そ、お前のこと前から知ってたかもな』

坂田『そっかぁ…なんかうれしいなぁ…えへへ…』

渉『…かわいい((ﾎﾞｿｯ』

坂田『え！？』

渉『あ、聞こえた？もしかして』

坂田『かかかかか、かわいいとか！？！？』

渉『…ほんと可愛すぎ』

ﾁｭ

坂田『…え//////』

渉『…//////
唐突だけど！お前が好きだ』

坂田『…えっあっ』

渉『おまっ、耳まで真っ赤！しかも泣くなよ！俺が泣かしたみたいになるじゃん！！』

坂田『いやっ…うれしくて…こーゆうこと言うてもらえるとか思ってなかったし…』

渉『で、返事は？』

坂田『…お願いします！』

渉『…！
もうほんと好き。隠さなくていいから、いっぱい言う』

坂田『うん！』