僕らのメンバーは 2人男装中《歌い手》《浦島坂田船》《女体注意》 (ページ19)

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美羽side

Twitterがうるさい…

と思った時

piriririri

電話が来た

優ちゃんと書かれた画面

ﾋﾟｯ

美羽『はい、もしもし』

？《あ、優の同期の方ですか？》

誰かわからない声。優ちゃんの声じゃない…？

美羽『え、あ、はい…そうですけど…』

渉《あ、優の友人の浦田と申します。上司の方はいらっしゃいますか？》

美羽『あ、はい』

上司『はいもしもし』

渉《優の件なんですが
浦島坂田船で活動していることは聞いていましたか？》

上司『はい、存じ上げておりますが…』

渉《…まぁ、ここからが本題なのですが
優がファンの方に盗聴されまして。
しばらく、精神が不安定な状態が続くと思います。
なので、しばらく休みを取ってあげては頂けないでしょうか》

上司『…盗聴ですか。
坂田先生の状態だけ教えてくださいませんか？』

渉《先程まで、過呼吸を起こしていました。
今はなんとか落ち着いて眠っています。》

上司『…分かりました。
宜しければ、病院の方に来ていただいても大丈夫でしょうか？』

渉《？…はい》

渉『おれ、病院いってくる』

志麻『おん、気を付けて』

渉『…で、お話とは？』

上司『…坂田先生についてですが…
彼女は責任を自分のせいに全てして追い込んでしまいます。
あと…彼女体弱いんです。定期検診の時に1度入院したほどです。
そして、住所が特定されたのも、病院(うち)のせいです。
それはこちらで責任を負います。
ですのでどうか、坂田先生を守ってあげてください。』

渉『…当たり前です。』

坂田『…ん』

目の前がモノクロに見える…

信じた人しか色が見えない

また、あの生活にもどるの？

イヤダコワイタスケテ…

志麻『優！』

坂田『っ！！…まーしぃ…』

志麻『大丈夫か！？ほんと…お前、なんでも1人で抱え込みすぎだ…1番年下でさ…それに体も弱いんだって…？…お前にはあまりにも負担があり過ぎる…』

千羅『優っ…ごめんっ…ごめん！またっ、こんなんなってしもた…！僕が弱いから…！』

坂田『千羅のせいちゃうよ。
まーしぃも、そこまで考えんで大丈夫やて…』

志麻『…それだよ…もっと…頼ってくれよ…御願いだからっ…』

渉『優…話聞いたが。体ほんとに弱いんだな。
…負担がありすぎる！俺たちより年下で、そんな、弱い体で…お前には重すぎるんじゃないか…？』