【REBORN!】自由奔放すぎる男装少女がトリップしてきたようです。7

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ジルside




ししし、ラッキー♪


俺は自分のすぐそばにいる虹の守護者を見ながらほくそ笑む。








今回の戦い、雑魚を倒すだけだと思ったが…





アイツを白蘭様の元へ届ければ、もっと俺は上を目指せるじゃねーか。









それに…最強と謳われた虹の守護者を倒せば、
俺が真の最強ってことだろ？









愚弟を殺し、花村を倒せる…！








しし、今回の任務に参加してよかったぜ。







ジル｢…格の違いをわからせてやるよ！｣






リングを構えた俺たちは、皆同時に匣を開匣する。




花村だけは、下に待機させていたらしい自分の匣兵器を呼び寄せた。






オルゲルトが巨雨象で攻撃を仕掛ける間、俺は嵐コウモリに超音波を出させる。






マヌケな弟たちは、その攻撃に気づいてないようだ。







ふざけた理由で匣を開匣出来なかったカエル野郎にキレるベル。







そんな弟を心配してやる優しい俺は、声をかけた。




ジル｢そんなんで大丈夫なのか？ベル。
ししっ。｣


ベル｢このバカ抜きでやるから全く問題ねーよ。｣




余裕そうに笑うベル。






ほんとばっかな奴。


だから正統王子になれねーんだよ。






ジル｢…そいつはよかった。
まあ、とっくに遠慮なんかしてねーけどな。｣






そろそろ炎が効き始めるころ。



さて…どんな惨めな死にざまを晒してくれるんだ？





ベル｢？……！！｣




俺の言葉に不思議そうな顔をしていたベル。



しかしすぐに、その顔は血に染まる。




嵐ミンクと共に血を吐く奴に、驚くカエルと花村。





貴｢ベルさん！？｣


フラ｢先輩…！？｣





次の瞬間、カエル野郎の顔から血が吹き出し…



2人の死体は地面に落ちた。






貴｢いやだ、なんで2人とも…ぐぁあっ！？｣




泣きそうな顔をしながら吐血する花村。




その絶望する顔が、俺の加虐心を満たしていく。






ジル｢おっと、テメーに死なれたら困る。
雨の炎で鎮静してやれ。｣


オル｢かしこまりました。｣




サブ匣のペリカンで雨の炎をかけるオルゲルト。






そのまま花村の身体機能も鎮静させ、体が動けないようにする。









ジル｢虹の守護者確保…だな。｣

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