遠いあなたへ 4 ページ4
主人公side
貴「いい眺めですね。」
アリア「そうでしょう。自慢の庭なのよ。」
簡単に用意されたお茶とお菓子を楽しみながら、野花が咲く庭の眺めを見てゆっくりとする。
すると、オレの正面に座っていたユニが
ティーカップをおいてオレの方を向いた。
ユニ「Aさん…未来ではありがとうございました。
私もγも助かり…無事に世界は救われました。
マーレリングも現在は封印されています。」
頭を下げたユニちゃんにそうお礼を言われて、オレもティーカップを下ろしながら言葉を返す。
貴「どういたしまして。
そっか…マーレリングが使えなくなったなら、とりあえず安心だな。」
そう言いながら、オレの頭に浮かんだのは…さっきのブルーベルたちの姿。
貴「そういえば、なんでブルーベルたちがここに？
貴方達ジッリョネロと、彼らジェッソはまだ交流がないはずでは…？」
この時代には、まだミルフィオーレは存在しない。
だから、ここで桔梗たちがγさんたちと仲良く暮らしているなんてのは…目から鱗のような状況なんだけど…。
アリア「私が彼らを保護したのよ。」
そう言いながら紅茶を救ったアリアさんが、オレを見る。
貴「保護…？」
アリアさんの言葉にオレは不思議そうな顔で彼女を見返した。
彼らはもともと、ジッリョネロを無理やり操っていた敵。
なのに、なぜ守るようなことを…？
アリア「未来で大暴れした彼らは、この時代でかなり多くの組織に狙われている。
だから、元仲間のよしみで助けましょうって私とユニが決めたのよ。」
アリアさんの言葉にユニが頷き、言葉を続ける。
ユニ「未来での彼らは、この世界に絶望したから白蘭の仲間になっただけで…
本来は普通の人たちと何も変わらないんです。
ですので、私たちジッリョネロファミリーは
彼らを受け入れることにしました。」
貴「…そっか。
ユニたちと一緒なら彼らも安心だな。」
さっき会ったみんなの穏やかな表情…それは未来で見たものとは少し違う。
もっと安らかで…もっと幸せそうだった。
この屋敷内のどこかにいるであろうデイジーも、きっと穏やかに過ごせているだろう。
そこまで考えたところで、オレの脳裏に1番気になっていた人物のことが思い浮かぶ。
そしてオレは恐る恐る伺うように…そっと、2人に問いかけた。
貴「あの…白蘭は？」
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らっく(プロフ) - 優さん» こちらこそ返信ありがとうございます。え、と…申し訳ないのですが去年からリクなどはお受けしておりません。作者の方から知らせがあった場合のみリクエストをお受けしております。ですが、ヴァリアーと主人公の絡みは面白いと思いますのでまた今度検討してみますね。 (2016年9月13日 21時) (
レス) id: 6752a26535 (このIDを非表示/違反報告)
優 - ヴァリアーの特別編、お願いします！ (2016年9月13日 16時) (レス) id: bc71943441 (このIDを非表示/違反報告)
優 - 返信ありがとうございます♪ (2016年9月13日 16時) (レス) id: bc71943441 (このIDを非表示/違反報告)
らっく(プロフ) - 優さん» コメントありがとうございます！返信おそくなって申し訳ございません。現在7の方更新再開しましたので、どうぞ続きをお楽しみに！ (2016年9月12日 17時) (レス) id: 6752a26535 (このIDを非表示/違反報告)
優 - いつも読んでいます!更新頑張ってください♪ (2016年9月5日 21時) (レス) id: bc71943441 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：・
| 作成日時：2016年5月29日 22時
