標的6 ページ7
主人公side
貴「え…？」
XANXUSさんの突然の申し出を聞いて…オレはとっさに言葉に詰まる。
ベル「ボス、本気…？」
XANXUSさんの声が聞こえていたらしいベルさんとマーモンさんが、こちらを見た。
ザン「カスが…俺は冗談で勧誘なんかしねえ。」
XANXUSさんにぐいっと腕を引っ張られ、眼前へと引き寄せられる。
ザン「てめえの強さとその人柄は、俺が理想とする『最強のボンゴレ』に必要だ。
…席が空いている雲の幹部としてでも、虹の幹部としてでもいい。俺のもとへ来い。」
真っ赤に燃えるような赤い瞳が、オレを射抜く。
しかしオレはそれに臆することなく毅然として返事をした。
貴「ごめんなさい…それはできません。」
腕を掴む手から離れながら改めて向かい合うと、XANXUSさんは眉間に皺を寄せながらオレを睨んだ。
ザン「…やはり、沢田の守護者としてこの時代でも生きていくのか。」
その声は先ほどまでより低く、それだけで彼が不機嫌なのが読み取れる。
マーモン(ボスの直接の誘いを断った…！)
ベル(やっべ…せっかく花村見つけたのに、カッ消しちまうんじゃねーの…)
横にいる2人の焦りを感じながらも、オレはXANXUSさんの問いに答える。
貴「いいえ…しばらくは、マフィアや裏社会と離れて暮らしていきたいと思います。」
ベル・マモ「「！？」」
ザン「…それは、沢田たちに別れを告げるということか？」
XANXUSさんの質問に首を横に振り、目を見て答える。
貴「…そういう物理的なことではなく、
オレは『ボンゴレ10代目ファミリー 虹の守護者』を辞め…
彼らの友達として…ただの『花村 A』として暮らしたいんです。」
未来では…オレの立場は『ミルフィオーレ幹部』か『ボンゴレ守護者』の2択しなかった。
でも、今戻ってこれた世界は違う。
もう…争うための立場を選択する必要はない。
それに、前の世界で感じられなかった『普通』を…今のオレは感じられる。
貴「みんなと一緒に学校に通いたい…買い物に行って、ゲームして、笑いあって…
少しの間で良いから、普通の中学生みたいに暮らしてみたいんです。」
色んなことを体感し、心に響かせることができるこの世界で…普通に生きてみたい。
そんなオレの本音を聞いたXANXUSさんが…ムスッとした顔で再びオレを見た。
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欺姫@猫 - らっくさん» そうなんですね！では、少しずつしていって、修正されたとこをなおすような形でしていこうと思います。わざわざ有難う御座います！ (2016年5月17日 22時) (
レス) id: 0ad06670bf (このIDを非表示/違反報告)
らっく(プロフ) - 欺姫@猫さん» すみません、そういえば今度またちょいちょい修正を加える（オレを俺に変えたり）する予定だったので、保存するならそのあとのほうがいいかもしれません。いつ終わるかわかりませんが… (2016年5月17日 17時) (レス) id: 6752a26535 (このIDを非表示/違反報告)
レナ(プロフ) - 花村ちゃんの良さを表せられるのはラックさんだけですよ♪ (2016年5月16日 23時) (レス) id: 518b96fd0d (このIDを非表示/違反報告)
らっく(プロフ) - レナさん» 何度もコメントありがとうございました！やっぱり、花村ちゃんをかけるのは世界で俺だけですから。また2でもよろしくお願いいたします！ (2016年5月16日 23時) (レス) id: 6752a26535 (このIDを非表示/違反報告)
レナ(プロフ) - また再開してくれてとても嬉しいです！花村ちゃんを殺したく無いっていう気持ち、尊敬します！こらからも応援してます！ (2016年5月16日 23時) (レス) id: 518b96fd0d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：・
| 作成日時：2016年5月3日 21時
