My life (ページ6)

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朝隣で呻き声のような声で目が覚めた。
愛しの妻の慧は昔から体がそんなに強い方じゃなくて特に朝は低血圧で起き上がれなかったり頭痛や目眩で苦しむこともしばしば。

案の定今日もダメな日みたいで2人で経営してるカフェは臨時休業。

とりあえず子供たちの朝ごはんを用意しようとキッチンに立ってるとまだ眠そうな顔の2人が起きてきた。

大「あれ、今日かぁちゃんは？？」

雄「あんまり体調良くないから今日は俺の飯で我慢して」

涼「かぁちゃん大丈夫…？？」

雄「ん、大丈夫。心配すんな」

よくある事だとはいえやっぱり母親の体調が良くないのは子供たちにとって不安でしかないよな…と思いながらものそのそと学校の準備を始める2人を見て少し安心する。

大「あ、とーちゃん。俺今日部活夜練あるから帰り遅くなる」

雄「わかった、何時に終わるんだっけ？」

大「多分8時とか？」

雄「じゃあ俺迎えに行くわ、グランドに車停めとくから」

大「まじ！？ありがとう！」

大「あ、やべ！もうこんな時間…いってきます！！」

雄「気をつけていけよ〜」

長男の大貴は小学生の頃から習ってたバスケを中学になっても部活で頑張ってる。
まだ中学生になって3ヶ月くらいしか経ってないけど友達もできて楽しんでるみたい。

涼「とーちゃん、かーちゃんのところ行ってもいい？」

雄「寝てるかもしれないから起こさないようにな？」

涼介はやっぱり不安なのかご飯を食べ終わって家を出る前に慧の様子を覗きに行った。
俺も少し心配だから後ろからこっそり着いていってら部屋を除くと

涼「かーちゃん、いってくるね」

って寝てる慧に向かってそうつぶやく涼介。
慧も朝の寝起きよりは顔色も良くて俺も少し安心した。

涼「じゃあ、いってきます」

雄「いってらっしゃい、気をつけてな」

涼介は毎朝薮くんの可愛いふたり息子、裕翔と侑李を迎えに行って3人で登校してる。

子供たちが出ていって慧もまだ寝てるし、とりあえず掃除とか済ませれることだけ済ませようと体を動かした。

次起きた時は慧が元気になってるといいなって願いながら。