My life (ページ5)

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髙木家の朝ページ5

in side

朝異様に痛い頭で目が覚めた。
目を開くと天井がぐるぐる回ってるような気がして気分が悪くなりすぐにぎゅっと目を閉じた。

慧「ふぅ……っ…」

隣で寝てる雄也を起こさないように何とか声を抑えるんだけど頭は痛いし、体もだるくてどうしても息遣いが荒くなってしまう。

雄「……ん…？けい……？」

慧「……あごめん、……っ…起こしちゃった…っ」

隣でゴソゴソと音がしたと思ったら寝起きでいつもよりももっと低い落ち着く声の雄也が声をかけてきて、しまった起こしてしまったと思ったけど正直雄也が起きてくれて安心してる自分もいる。

雄「今日ダメな日？？」

慧「ごめん…っ……」

雄「謝んなくていいから、今日は一日店閉めるしゆっくり休も？？」

慧「うん…ごめん…っ…あ、でも今日ひかるが来る日…」

雄「そっか、じゃあひかるくんには俺から連絡しとくからさ。とりあえず朝の支度と子供たちだけ送りに出るからゆっくり寝てな」

そう言って俺の頭を数回撫でるとリビングへと降りていった雄也。
もう少しそばにいて欲しかったな…って思ったけど子供たちは今日も学校だし、ありがたく雄也に任せて俺は少し目を瞑ると意識がどんどん遠のいて眠りへと落ちていった。