My life (ページ2)

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薮家の朝ページ2

hk side

現在朝の6時。
俺の朝は旦那である宏太のお弁当とみんなの朝ごはんを作るところから始まる。

光「ああ、卵焼き失敗したぁ…」

料理は別に下手じゃないけどごく稀に失敗することもある。
でもそんな時でも宏太は「光のご飯が世界で1番美味しい」って言ってくれる。

裕「お母さん、おはよう」

光「あ、裕翔おはよ。あれもうそんな時間？？」

裕「ちょっと早く目が覚めたから起きてきただけ」

今日1番にリビングへとやってきたのは長男の裕翔。
完全に宏太の遺伝子を受け継いで小学5年生ながら超高身長でスタイル抜群。

最近反抗期気味なのかたまぁに冷たい時があるのはご愛嬌ってことで。

裕「なにか運ぶものある？？」

光「じゃあ侑李起こしてきてくれる？？」

裕「わかったぁ」

裕翔が侑李を起こしに行ってくれたのを確認し、とりあえず朝ごはんの食パンをトースターの中に入れて時間を合わせると俺は宏太の眠る2階へと向かった。

光「宏太、起きろもう7時来るよ」

宏「んぅ…ひかぁ今日もかわいいね」

そう言って俺をベッドに引きずり込もうとする宏太の頭を1発叩いて

光「あほ！いいから早く起きてこい！この変態！！」

宏「……えぇ…朝から乱暴者だなうちのひかちゃんは」

とりあえず変態野郎は放置してキッチンに向かうと既にリビングには寝ぼけ眼の侑李とその侑李の着替えを手伝ってくれてる裕翔。

光「侑李おはよう、よく起きれたね？」

侑「ままぁ、、今日がっこうおやすみする…」

光「もう、またそんなこと言って。だーめちゃんと裕翔と一緒に行っておいで？？」

自分で言うのもなんだけど侑李はかなりママっ子で
毎朝俺に抱きついてきて学校行きたくないって駄々こねる。

裕「侑李、今日は涼介と3人で図書室行くって約束したじゃん？だから一緒に行こ？」

侑「ん……いく…」

光「えらいえらい、帰りはママが迎えに行ってあげるから。ほらパンも焼けたし2人とも座って、ご飯だよ。」

こうやって裕翔が何とか侑李を説得させてくれるからほんと助かってる。