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信五side
双子が家を出てからもうすぐで30分が経つ。
普段やったらすぐそこのスーパーやし、カレールーだけなら15分あれば十分帰って来れるんやけど、なんせ子供らだけやし、、でも30分ってなんかに巻き込まれたんちゃうかな、、とかいろいろ心配になって外で待っといたろうかなと思ったその時
章「うわぁぁぁん！」
｢ん？章大！？｣
家の近くから章大の泣き声が聞こえてきてすぐにたつを抱っこ紐でおんぶして玄関を飛び出したら
数メートル先でへたりこんで大泣きしとる章大と亮。
無事に帰って来れとる安心感とすぐに抱きしめてやりたい気持ちが勝ってもうて
｢章大！亮！！｣
名前を呼んだら
章「うわぁぁぁん！おかぁぁん！！ｯｸﾞｽｯ」
亮「うわぁぁぁん！！」
2人とも荷物を置いて走って駆け寄ってきた。
そんなふたりをぎゅっと抱きとめて
｢おかえり、よう頑張ったなあ、偉い、ほんまに偉い｣
2人の頭をずっと撫でてやった。
しばらくして泣き止んだ2人と手を繋いで荷物を取りに戻ってカレー作り。
｢ちゃんと、買えてきとるやん…(涙)｣
ルーを入れようと思って袋を覗いたら2箱、しかもいつもうちの家が使うカレールーを買ってきとるもんやから1人で泣いてもうた。
そんな中双子は疲れたんか、たつを間に挟んでお昼寝中。
侯「すごいやんか！」
隆「いつもよりカレーが美味しいんわ章ちゃんと亮ちゃんのおかげやねぇ」
す「俺やったら絶対意地でも行かへん」
みんなが学校や仕事から帰ってきてご飯タイム。
もちろんはじめてのおつかいに行った話をしとったらまあ当たり前のようにみんなべた褒め。
そんな中双子はドヤ顔をかましとる。笑
章「あ！そうや！これ、どーぞ！！」
｢あれ？それ、章大と亮のやなかったん？｣
ご飯を食べ終わってみんながくつろいどる中カレールーの袋の中に入っとったハイチュウをみんなに配り出した章大と亮。
しかもすばると隆平だけやなくて、俺ときみにも。
亮「ちゃうよ！これやったらみんなでわけわけできるからこれ買ってきてん！！」
｢そうかあ、ありがとうな、、ｯ｣
章「んう？おかん、痛い痛い？」
｢ちゃうよ、嬉しくて泣いとんねん、ｯ｣
いつの間にこんなん思いやりのある子に育ったんやってつい泣いてもうた。
きみの方を見たらもちろん大号泣。
すばると隆平も嬉しそうにハイチュウを抱えとる。
｢ありがとう、大好きやで｣
そう言って俺は双子をぎゅっと抱きしめた。
終わり
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亜里朱(プロフ) - こんばんは。リクエストです。妊娠、出産を振り替えるお話が見たいです！よろしくお願いします！ (2022年9月9日 21時) (
レス) id: e973a0e0b6 (このIDを非表示/違反報告)
あやと(プロフ) - はじめまして、リクエストいいですか？みんなで旅行に行くお話をお願いします！ (2022年9月3日 20時) (レス) id: 963d3a249d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みかん | 作成日時：2022年8月10日 20時
