独り占め tngr ページ10
tn視点
俺は今、自室で悩んでいた
そう、グルさんの事だ
...なんで他の奴に話しかけるん？
なんで他の奴と笑うん？
なんで、なんで他の奴に触れさせるんや...?
グルさんが俺のものになってくれへん理由も、俺には分かっとるんやで？
...あいつらのせいや
全部、全部全部あいつらのせい
tn｢どうしたら、グルさんは俺だけを見てくれるんや...?｣
1人の部屋でぽつりと呟くと、とても良い考えが降りてくる
tn｢そうや、アイツらがおらんくなったらグルさんはきっと、｣
tn｢きぃっと、俺だけを見てくれる、そう、俺だけを｣
考えを吐き出すと、早く実行したくてたまらない
少しでも早く虫けら共からグルさんを救ってあげんと
憎しみやら嫉妬やらで埋まっていた心は、羽のように軽くなっていた
ずっと夢見てきたグルさんとの生活が、今ようやく叶う...
それだけを考えて口角を上げる
tn｢んふ、待っててなぁ...?今から掃除してくるからなぁ...♪*ﾟ｣
部屋を移動し、淡く輝く水色の剣を手に取る
そして、扉に向かって歩みを進めた
邪魔な奴らを殺しに行くために
〜
廊下へ出て、あいつらを探す
誰でもええで、はよ出てきぃ
さて、最初は誰やぁ...?
歩いていると、オスマンに会った
あぁ、殺気を隠す気は無いで？
ただただ、殺すだけや
os｢...トン、トン？どうしたん？そんな、殺気放って｣
動揺をあまり隠さずに、質問をしてくる
こいつと話してる暇なんて無いから、質問には答えんけどな
俺は、ふっと殺気を抜いて、少しだけ微笑んで見せる
os｢ぇ...?何？｣
tn｢死ねや｣
少し油断したところを大きく振りかぶり、首を落とす
静かな廊下にどさり、と音が響く
こいつはグルさんとお茶会だのなんだのしとったなぁ...
グルさんが甘味を頬張って、幸せそうな顔をしていたのを思い出す
まぁでも、グルさんの幸せそうな顔を見るのは俺だけで十分やろ
死体には目もくれず、歩き始める
音に気づいたのか、がちゃりと扉を開けて様子を見る頭がひとつ
...とりあえず、殺そ
さっきと同じように首を落とす
目立つ金髪が目に入る
あぁ、最後くらいは静かでよかったわぁ
探し歩く、殺すを繰り返し、気がつくと、あと1人
厄介なゾムだ
さぁ、どう殺してやろうか...
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桜花(プロフ) - そうなんですか...汗 (2019年6月7日 23時) (
レス) id: 8e54b1a1c5 (このIDを非表示/違反報告)
クロハ(プロフ) - tngr地雷なんですよね汗 (2019年6月7日 22時) (レス) id: c9e8aa9aaa (このIDを非表示/違反報告)
桜花(プロフ) - すみません！気が付きませんでした、教えて頂いてありがとうございます (2019年6月2日 12時) (レス) id: 8e54b1a1c5 (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 編集画面の関連キーワード入力の下をよく読みオリジナルフラグをお外し下さい違反です (2019年6月2日 0時) (レス) id: b946a130ab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜花 | 作成日時：2019年6月2日 0時
