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#015 ページ15

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翌朝目覚めると少しだけ身体がすっきりとしていた。


微熱と眠気は続いていたが身体のだるさがとれたのが何より嬉しかった。


寝室を出てリビングへ行くとソファーで彼が寝ていた。


きっと私をベッドのど真ん中に寝かせてはいいが、私がまたそのまま寝てしまったためにベッドに入れなかったのだろう。




「んー...」

ドアを閉める音に少し反応して寝返りをうつる彼。


そんな彼を起こさないように私は彼にもう毛布をかけキッチンに立った。



ソファーで眠る彼を見ながらココアを作る。


たくさんお仕事をして疲れているのに私のために...。そう思うと自分の自己管理の低さとゆうくんへの申し訳なさでいっぱいになった。




「いつもありがとう...。」

ソファーで眠る彼の髪をそっと撫でておでこにキスをした。




そして眠る彼の綺麗な顔を拝みながらココアを味わった。



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すかい(プロフ) - 岸担には最高です!応援してます!頑張ってください! (2020年6月9日 2時) (レス) id: ef194ab887 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:こんそめ | 作成日時:2020年5月14日 19時

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