10話 ページ11
side ni
突然、Aが此処を出ていく。等と言い出した。
此処には、居ったらアカン気がするやから、やと。
何で此処に居ったらアカンと思ったのは分からないが、俺は反対した。
今思えば、Aの意見を否定したのは初めてだった。
今まで合理的な俺ら(何人か否定するやつはいる)が賛成する考えしか出さなかったAが、俺ら全員が否定するであろう考えを出した。
俺は、Aに何かあってそう言っているというのは分かってる。
分かってはいるがあれは承諾出来ない、絶対に。
Aはこの組の(ツンデレだが)癒やしであり、よく言う姉御のような感じだ。…男だが。
俺らがやっとの思いで掴んだ手を、そんな潔く離すことなんてしない。
Aは、俺らから離れたら何をするんだろうか。
また殺し屋？それとも、一般人に紛れて普通に？
言わせてもらうが、後者は無理だ。
Aの性格なら。と思えるが、Aは時々暴走する。
暴走する時間、条件など全く分かってない。
ただ分かっているのは、"此処"では絶対に暴走しないことだ。
外に出したら、Aが何をしでかすか分かったものじゃない。
そんな危険なところに出すくらいなら、"此処"で安全に過ごさせるのが、何よりも被害を出させない方法だ。
俺は、大広間の襖を開けて、中で談笑していた奴らに伝える。
「Aが此処を出ていくことに賛成する奴は居るか？」
そう言うと、全員がぽかんとしたあと騒ぎ出した。
sn「兄さん、どういうこと？」
「まんまや。Aが、此処出てく言い出した。」
そう言うと、一人立ち上がった。
os「理由吐かせてくるわ」
深緑の袴が揺れ、次いで橙色の袴が揺れる。
cn「あ、待って下さいよ〜！」
俺は入り口の前から移動して、道を開ける。
理由がわからないことには、どうすることもできないのは分かってる。
…まぁ、理由が分かろうが手離すつもりはないが。
gr「まぁ、ロボロなら分かるだろ。」
rb「いや、ありすぎて逆に分からんねん。アイツ、毎日知らん奴からの手紙来とるし…」
何処かからノートパソコンを取り出していじりだすロボロを横目にゾムがいきなり、
zm「あぁ、そういう手紙なら俺が全部中身確認して燃やしたで。」
全-zm「「「「ゑ？」」」」
少しの間沈黙が流れ、全員がゾムを見る。
zm「Aに頼まれてん。一応中身確認したんやけど……」
「したんやけど…？」
このあと、ゾムが衝撃の言葉を口にした。
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かれーるぅ。 - 神作品をありがとうございます！！！！（初コメですすいません）番外編とかないですか！？病帰様！ (7月30日 6時) (
レス) @page25 id: b3274f6834 (このIDを非表示/違反報告)
澪夜(プロフ) - 三日月さん» 結婚…。それができる歳になっていたら考えましょうかね。作品を見てくださりありがとうございます。頑張ります (2022年5月1日 19時) (レス) id: 18b1647a7b (このIDを非表示/違反報告)
三日月 - あっ、、、好きです！結婚してくださ(((((ﾊﾞｶﾔﾛｳ 更新頑張ってください！ (2022年5月1日 19時) (レス) @page17 id: 918b15eb68 (このIDを非表示/違反報告)
澪夜(プロフ) - ちーずたわーさん» 作者なので異論は俺が認めます。俺は、天才ではなく天災です。更新頑張ります (2022年3月19日 9時) (レス) id: 18b1647a7b (このIDを非表示/違反報告)
ちーずたわー - ．．．．．．．．．．天才ですか？天才だわ。天才ですね。←異論は認めません←調子乗りましたすみません。更新頑張って下さいm(_ _)m (2022年3月19日 0時) (レス) @page4 id: be110f4d7f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：病帰-yamiki- | 作成日時：2022年3月18日 5時
