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好きなものが48つ ページ49

「Aさんのここが好きっ!!!!!!!!!」

『何だその、帝◯平成大学のここがスゴいみたいなノリ』とツッコむも謎の拍手に掻き消され、誰も反応することはなかった。

「はいはい!!!」

「はい明那!」

「何を切り取ってもイケメンなところ!!!」

「分かる」と様々なところから声が上がり、俺はその場の空気に置いていかれる。

「んじゃ」

「葛葉!!」

「世話してくれる時すっげぇ甲斐甲斐しいとこ、あと顔が優しい」

ずずず、とカフェオレを啜りながらそれを暇潰しに聞く。

つーか、開店前の休憩室で何やってんだコイツら。

「はい!」

「四季凪くん!」

「怪我したりすると真っ先に飛んできてくれて、手当てまでしてくれるところです!」

何でボーイまでおんねん。と思いながら、飲みきったカフェオレをゴミ箱に捨てる。

本人の前でやるもんじゃないやろ、これ。

「凪ちゃんが言うなら俺も」

「セラフくん!」

「お姫様抱っことか壁ドンとかしようとすると可愛い反応するところ」

褒めてるようでただの暴露大会だということに俺以外は気づいているだろうか。…いや、気づいてるわけねぇか。

「あんさぁ」

声を出さず、俺の横で脚を組んでいたメイカが声を上げる。

「これやっても意味なくね?Aの良いところなんて言い切れないし」

メイカのその声に今の今まで盛り上がっていた奴らが黙り、次の瞬間に「確かに」と同意していた。

「そうですよね。そもそもAさんの良い所を口先だけの物に乗せるなんて、僕たちがおかしかったですね」

「や、そこまでは言ってな…」
『俺程度のこと口だけでも褒め切れねぇとか、お前らホスト向いてないだろ』

男の良い所なんて、男が見つけるのは困難だ。
だから少ないし言い切れるはずなんだが。

それに対して異性に対する良いところなんて上辺だけでもそこら中に落ちてる。

『お前ら、やる気あんのかよ』

「…殺気を纏ってるAすら美しいって思う僕イカれてる?」

いつの間にかにいた翔がそう言うと、周りが「それな!?/同意しかありませんけど!?」と反応する。

『…呆れた』

「え、俺も?」

『メイカは参加しとらんかったから別』

「は?好き」

『あ、お前もあっち側やったみたいやな』

「おい」

長年の付き合いで身についた日常漫才を流しながら、タバコとライター片手に立ち上がる。

『んじゃ、俺は一服してくるわ』




取り残された休憩室の全員は揃って「そういうとこだが!?」と叫んだ。

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????(プロフ) - 待ってッッッ⁉︎ njsjライバーだけじゃなくてc|rのstrmさんまで出してくれるんですか、、、‼︎ しかもdrskとか需要ありまくり感謝ですm(_ _)m 最後の翔とのイチャコラてぇてぇもごちです これからも更新楽しみに待ってます(´∀`*) (11月1日 2時) (レス) @page33 id: f2ebaa7bc8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:病帰-yamiki- | 作成日時:2023年9月28日 19時

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