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好きなものが20つ ページ21

俺は今、晴と明那に抱き着かれている。
理由はメンツで察してくれ。

「Aさんは最後まで僕たちの味方だぁ…」

「Aさん、どこまでも着いていきますぅ…!」

身動きが取れず苦しんでいると、

「2人共、何しとん?」

湊がやって来て、2人を軽蔑したような目をした。

「あ、やばっ…」
「ふわっち、これは違くて!!!」

湊を見た2人はものすごい勢いで俺から離れ、俺の後ろに隠れた。

『湊も抱き着きたかったんか?今なら空いてるで』

「え、好き」

そう言って湊は俺に抱き着いてきた。
明那ほどではないが、俺からすれば低い身長に(成績は近くてもかわええな〜)と微笑む。

「…Aさんのシャンプーの匂い好きやわ、食べたくなるくらい良い匂いする」

『シャンプー?何使っとったっけ…でも、フルーツ系のやつやったのは覚えてるで』

特にこだわりがあるわけじゃないが、俺の髪質に合ったシャンプーだから結構使っている。

「フルーツ系?やからこんなに腹減るんかな」

『お前らが俺のロッカーに入れたやつならあるけど、食うか?』

「ええん?食べたーい」

『パンもあるし菓子もあるけど、何がええー?』

「Aさんのオススメで〜」

『…俺コンビニのパンとか食わんから知らんのやけど』

そう言うと、3人はぎょっとした目で俺を見た。

「コンビニのもの食べないんですかっ!?」

『まぁ…食ってもサラダチキンやな』

「普段飲んでるカフェオレとかは!?」

『近所のカフェか常備してるやつ』

「じゃあAさん普段何食べとんの?」

『…高タンパク低脂質』

そう言った途端3人は顔を見合わせて俺を椅子に座らせてパンを机に並べ始めた。

「コンビニのパンって、基本体に良くないけど美味しいんですよ!!これとか!!」

「あれ、俺のおすすめのパンだけ無いっ!?」

「そもそもAさんってパン食べたことあるん?」

3人にまくしたてられ、俺は取り敢えず3人を押し返してカフェオレを手に取った。

『体に良くないから食べない。お前のおすすめのパンは知らん。あと流石にパンは食べたことあるわ』

一人一人に回答し、カフェオレのキャップを開ける。
それを一口飲んでキャップを閉める。

「え、Aさんこれ飲んだ?減ってなくない?」

「減ってないよね」

「一口小さいってよく言われてそうやな」

『言われてるよクソが』

湊を一発殴り、フロアの様子を見に行った。

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????(プロフ) - 待ってッッッ⁉︎ njsjライバーだけじゃなくてc|rのstrmさんまで出してくれるんですか、、、‼︎ しかもdrskとか需要ありまくり感謝ですm(_ _)m 最後の翔とのイチャコラてぇてぇもごちです これからも更新楽しみに待ってます(´∀`*) (11月1日 2時) (レス) @page33 id: f2ebaa7bc8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:病帰-yamiki- | 作成日時:2023年9月28日 19時

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