【名探偵コナン】アンパサンド[赤井秀一] (ページ39)

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コ「赤井さんが信頼に足る人間だと思っているなら、話しても良いと思うよ。安室さんと同じように黒の組織に潜入してるんだったら、情報も掴みやすいし。」

そうでしょ、とコナンが尋ねると、赤井は少し考え込んだ。

赤「＿ツテが多いのも危険だと思うが。」

コ「少なくとも安室さんみたいな敵意は無かったんでしょ?ならきっと大丈夫だよ。それに全く信頼してなかったら僕に相談する事もなかったんだろうし。」

赤「…確かにな。彼女の腕は保証する。ただ性格はあまり褒めたものじゃないが。」

含みのある言い方をする赤井に、首を傾げる。

コ「そうなの?僕にはそうは思えなかったんだけど…。」

コ(俺の事をバラさなかったり、歩美の方を心配したり…彼女がスパイだと仮定すれば確かに説明はつくけど…果たして＿。)

赤「どうやら俺の居た頃とは随分と性格が軟化しているらしいな…。」

赤(いや、組織にいる時の顔と日常生活時の顔を使い分けている…と考えるべきか。いずれにせよ、どちらが表かは分かりかねるが。)

去り際のAの表情を思い出して、赤井は1人複雑な気持ちになるのだった。