【名探偵コナン】アンパサンド[赤井秀一] (ページ35)

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探偵団達と別れ、毛利探偵事務所への帰り際。

人通りの少ない道を歩いていると車のクラクションが鳴らされた。

コナンが振り返るとそこには赤塗りのスバル360が。

前のドアガラスが開き、沖矢が顔を出した。

昴「…送りますよ、コナン君。」

コナンは辺りを確認した後、その車に乗り込んだ。

コ「気づいてると思うけどさ…。」

コナンはハンドルを操縦する沖矢を見つめる。

沖矢の声のまま、赤井はコナンに応えた。

赤「いよいよ彼女が探りを入れてきたか。…バーボンから情報がいっていないとしても厄介だな。」

コ「うん…それに何を考えているのかよく分からないし…。」

赤「…ボウヤでもやはり彼女の事は掴めないか。」

コ「ただ、僕らの敵ではない、とは思うよ。」

赤「……あぁ、その可能性は高いな。だがまだ油断は出来ない。」

コ「うん。」

2発の銀弾(ｼﾙﾊﾞｰﾌﾞﾚｯﾄ)は、顔を見合わせて決意を新たにした。