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ジ「赤井を始末した。」
バ「は…?あの男が、…冗談ですよね?」
ウ「殺ったのはキールですが…俺と兄貴が見てやしたからね。確かに赤井は死にましたぜ。」
キ「ちゃんと殺したわ。この手でね。」
『……ライが、死んだ…?』
バ「僕は自分の目で見るまでは認めませんよ。…アイツを殺せるのは僕だけですから。」
ベ「そうは言っても赤井を殺した時の映像が残っているし、焼死体から見つかった指紋が一致したそうよ。」
Aは放心状態になりながら、バーボンが部屋を出て行った事に気づき、急いで後を追った。
『ねぇ、バーボン。…ライは、死んでないよね?』
バ「えぇ、勿論。…アイツは僕が殺しますから。」
(ライ殺しは止めるとして…。)
『バーボン、何か分かったら連絡してね。探りを入れるのは貴方の方が得意でしょう?』
バ「…そうですね。代わりに貴方も情報提供して下さいよ?」
『ライの居場所が突き止められるなら、幾らでも。』
お互い歪な笑みを浮かべる。
ここに、協力関係が成立した。
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作者名:シメ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/b78ff5dd8c1/
作成日時:2021年6月27日 22時